『アンドロイドの「脳」』スティーブ・グランド/アスペクト | 砂場

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本の感想と日記。些細なことを忘れないように記す。



著者: スティーブ・グラント
タイトル: アンドロイドの脳 人工知能ロボット"ルーシー"を誕生させるまでの簡単な20のトラップ


僕は人間と同じような思考ができるロボットが完成するのを楽しみにしているのだが、身体のほうは人間っぽくなってきて頼もしいかぎりなのだが、どうも人工知能は難しいらしい。やはり「感情」や「心」は無理があるのか。この調子だと、生きている間にドラえもんに会う夢は捨てたほうがいいかも知れない。と思っていたら、なかなか気合の入った人物が登場。

これはロボットではない。新たな生命の創造なのだ!
現時点で世界最高レベルの人工知能ロボットを開発し、神をも恐れぬプロジェクトに挑み続けるアマチュア科学者の物語


ゲーム業界を退職して、ロボット開発に挑むグランド氏。イギリスで21世紀に活躍するであろう最も知的な研究者18人に選ばれているが、学会からは異端視されているらしい。彼の作るロボットが注目されるのは、その手法が今までとまったく違うからだ。脳のプログラムを作るのではなく、脳とおなじシステムを作って、ロボットに学習させるというものだ。まさに、「新たな生命の創造」であり「神を恐れぬプロジェクト」だ。「心」と「精神」を持つロボットが完成するのだろうか。

とりあえず今は資金難で開発が止まっているらしい。なんといってもアマチュア科学者なので資金も無い。そんな状態で、世界最高レベルの人工知能ロボットを開発したというのは、やはり天才なんだろう。