『ネコソギラジカル(上)』西尾維新/講談社ノベルス | 砂場

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本の感想と日記。些細なことを忘れないように記す。



著者: 西尾 維新
タイトル: ネコソギラジカル (上) 十三階段

昨年9月に発売予定だったが、延期になって待ちに待たされついに発売。ネット書店やリアル書店でも上位ランクインと、現在、もっとも注目すべき作家・西尾維新の人気はやはり本物だ。本作はメフィスト賞受賞作「戯言シリーズ」の最終巻。上中下と3ヶ月連続刊行という予定だが、さてさて、また延期になるのではないかと不安。

メフィスト賞の最も偉大な功績は舞城王太郎と西尾維新をデビューさせたことだと言われている。西尾維新についてはユリイカの増刊号がでるほど注目されている作家だ。興味のあるかたは検索などされると、熱く西尾維新を論じているページが山ほど見つかるだろう。

僕は勉強不足で文学論&キャラクター小説論は苦手だが、一般小説を脅かすほどの破壊力を秘めた作家は、現在、西尾維新しかいないと思っている。「西尾維新を読まねばライトノベルは語れない」という現状から、「西尾維新を読まねば小説は語れない」まで到達できるのか。今後の活躍から目が離せない作家だ。