フェニックスバトルメインイベント。
前戦のラストラウンドでダウンを奪われ冷や汗をかいた松本圭佑の防衛戦。相手は関西の中堅 藤田裕史。
初回、サウスポーの藤田が忙しく動きながら攻める。松本はどっしり構えながら左フック、右ストレートを狙う。
3ラウンド、藤田は独特のリズムで前進。松本はやりにくそう。
4ラウンド、松本、リズムが掴めない。ヒット数は多くないが藤田の前進に手を焼く。
5ラウンド、藤田はスイッチしながら攻める。単発ながら松本のヒットが多い。
中間採点はフルマークで松本。
印象は藤田が良いが、採点になると正確さで松本。
6ラウンド、松本のジャブが次々ヒット。
7ラウンド、藤田は倒さないと勝ち目はないが倒せそうな気がしない。松本はこれまで出なかった左ボディでダメージを与える。
8ラウンド………光テレビが止まる。泣ける。
9ラウンド、光テレビ復旧。松本はフィニッシュを狙う。左右ボディを叩き、ガードが下がると顔面を打つ。
ラストラウンド、松本のボディで藤田はダメージを負う。ラスト15秒、右ボディで藤田は沈むかと思ったが耐え抜き試合終了。
採点はフルマークのユナニマスで松本。
かつて松本の父は浅川誠二(神戸)に敗れた腹いせかの様に関西のフェザー級ホープ達、玉崎×2、玉置×2、今西、平瀬の夢を砕いた。
松本Jrも2試合続けて関西勢を撃破。
大阪出身のボクシングファンとしては複雑な気分だ。