同じ系列の対決を望む | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

前回、前々回の続き。


違うグループなら興行上の問題で実現が難しいのはまだわかる。

Amazonprimeに井岡一翔が出たら驚く。

逆に
ABEMATVに井上尚弥が出たら仰天。

それはわからなくはない。

テレビ(配信)はどちらになるのか?

共同プロモーターとは言え、主導権はどちらになるのか?

収益の配分、経費の負担割合。

そして面子の問題もある。


だが、同系列との対戦まで難しい、もしくは期待されないのは問題だ。


ただでさえ特定のジムに有力選手が固まっている昨今。その上、同門、同系列での対戦に消極的ならどうやって好カードを実現させるつもりだろう?


そしてボクシングファンはこれを当たり前の様に受け容れている。


原因の一つに日本の場合、プロモーターライセンスを所持するにはどこかのジムに所属しないといけないからだろう。


基本、ジム会長がプロモーターライセンスを取得するが、必ずしもそうではない。

意外と知られていないが大橋会長は名義上はプロモーターではなかったりする。正式なプロモーターは大橋小侑利氏。名字からして奥様か血縁者かな?


手塩にかけた選手のどちらかが敗れるのに抵抗があるのかもしれない。その心情はわかる。

だが、井上弟VS武居由樹VS中谷潤人、李健太VS平岡アンディが期待されない様では重症だ。これらを実現させるのがプロモーターの仕事の筈なのだが………。


これだけ大手の寡占化が進むと見たいと思う国内対決が実現しない。

そもそもボクシングファンは実現を諦めている。その行き着く先は見たい試合が無くなり、観戦からのフェードアウト………そしてボクシングファンは減っていく。このシナリオに既に足を踏み入れている様な気がしてならない。


同門対決が期待される様なトップボクサーが八百長をするだろうか?

選手は嫌がるだろうか?

観客は不快感を持つだろうか?


個人差はあるだろう。だが見慣れていないだけでは無かろうか?


先般、ユーリ阿久井が桑原拓と再戦を行った。 

即ちAmazonprimeでタイトルを獲得した王者が、プロモーター側の挑戦者と対戦した。


ユーリ阿久井と桑原拓を同系列………と呼べるかは分からないが一極集中になりつつある今、プロモーター内で好カードを組んでほしい。