日本のリングに上がった事はないが、スティーブン・フルトンに敗れたフィゲロア VS ノニト・ドネアに勝ったマグダレノの対決は興味深い。
残念ながらマグダレノはウェイトオーバー。
勝っても負けても王者は変わらないのにタイトルマッチと呼べるのだろうか?
初回、フィゲロアは小マメにスイッチを繰り返す。バッティングでマグダレノは左目上をカット。
2.3ラウンド、フィゲロアはサウスポースタイルで前進。マグダレノは右フックで迎え打つ。
4ラウンド、マグダレノは低い姿勢からアッパーを突き上げる。フィゲロアは構わず前に出る。右アッパーがローブローになり、マグダレノは悶絶。
5.6ラウンド、フィゲロアは高い位置からストレートを打ち下ろす。マグダレノは足を使って避ける。
7ラウンド、フィゲロアは身体ごとマグダレノを押し込む。この展開になるとフィゲロアは強い。
8ラウンド、フィゲロアの左ボディでマグダレノの動きが止まる。マグダレノはコーナーに詰められない様に押し返す。
9ラウンド、マグダレノをロープに押し込み、フィゲロアはショートの連打からネリを沈めた左ボディが炸裂。
マグダレノは沈む。
フィゲロア、ウェイトオーバーした相手にKO勝ち。
相手をロープに押し込めば強い。
早くレイ・バルガスとの統一戦でWBC王座を一つにしてほしい。