最近、計量失敗が横行している。
実はボクシング(格闘技?)において計量失格を失くすのは簡単。
それは原点回帰。
ボクシングはヘビー級だけにする
これで計量失格はなくなる。
しかもウェイトなど関係無しに文字通り強い方が勝つ。
現実的でない?
そうですね。自分でも分かっています。
統計を取った訳ではないが、世界中を見渡してもライトヘビー級以上で計量失格をあまり聞かない気がする。いや、あるのだろうが軽量級よりは少なく感じる。
もちろん、例外はある。
Sミドル級では現在、PFPにも名を連ねるWBC暫定Sミドル級王者 デビッド・ベナビネスがウェイトオーバーとドーピング違反を繰り返すが………カネロ・アルバレスとの対戦を最も期待されるボクサーになっている。
ヘビー級は別にしてライトヘビー級とクルーザー級は25ポンド差。
Sミドル級とライトヘビー級は7ポンド差。
ミドル級とSミドル級の差は8ポンド差。
省略。
Sライト級とウェルター級は7ポンド差。
ここから下は3~5ポンド差。
Sフライ級は上のバンタム級、下のフライ級ともに3ポンド差。
これでは少し無理をしてより小さい相手と戦いたくなるのも無理はない。
とは言え今から軽量級のJr階級を削減するのも現実的ではない。
ましてや随分と昔から軽量級のクラスは細分化されていたが、今程には計量失格は無かった。
ではどうしたら良いか?
罰則?
罰則の規模に依るが一定の効果はあっても根本的解決にならない。
そして驚かされたのがアンセルモ・モレノの言葉↓
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240418/18/sun-ocean-mountains/2c/d3/j/o1080053515427515856.jpg?caw=800)
パナマ人を中心に50戦戦ってウェイトオーバーをしたのは堤駿斗が初めて。これは如何に日本が腑抜けているか指摘された様なもの。
つまり、これは世界的な問題と言うより日本の問題かもしれない。
根底には未だに日本にはびこる減量賛歌がある様に思う。
あくまで私案だが………前日計量だから適正より軽いクラスを目指すのではなかろうか?
もし、当日計量に戻したら?
おそらく、体力を回復させる時間が必要になり無茶な減量は減ると思う。
世界の流れに逆行するかもしれない。だが当日計量になればプロモーターの経費は下がる。
そもそも世界の流れに逆行する刺青禁止や大麻は微量でもアウト、の様なアホなルールを作るのはJBCの18番だ。
検討してみる価値はあるのではなかろうか?