テレビと配信と権力 | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

2月中旬になってようやく今晩、ABEMATVで今年初のボクシングが配信される。


3月31日にダブル世界戦を含む大型イベントを控えるが四半期に2度しか配信がないのは悲しい。


ボクシングを見るにはテレビが主流な1980年代


日本テレビ   帝拳、国際、角海老

フジテレビ   三迫、新日本木村

テレビ朝日   ヨネクラ、ワタナベ

TBSテレビ    協栄

テレビ東京系  グリーンツダ、協栄、海外ファイト


が窓口になっていた。


ところがテレビ局のボクシング撤退が進み2000年代は


日本テレビ (G+)  帝拳、横浜光

フジテレビ    三迫、大橋

TBSテレビ    亀田、井岡→志成

テレビ東京   ワタナベ

WOWOW       海外

他にスカイAで関西と女子の試合がよく放送された。


ここ2年で急激に状況が変わった。


フジテレビ (FOD)  三迫、大橋

U-NEXT    帝拳、真正、横浜光

Amazonprime   帝拳、大橋

Lemino   大橋

ABEMATV   志成、亀田、ワタナベ

DAZN     海外

WOWOW    再放送


なんと言うか………DAZNがかつてのWOWOWのポジションになり、ABEMATV以外の国内放送には帝拳、大橋連合が絡んでいる。


1980年代から順を追うと権力の一極化が嫌でも目立つ。


実際、某大手連合以外のジムが世界戦を組もうとしても


「ミスター◎◎◎に話は通っているのか?」


と海外の有力マネージャーからは言われるのが現状。中々、マッチメークは難しいらしい。

このセリフ、4人の方から聞いた。


あまり健全な姿とは言えない。

だからこそ、対立………ではないかも知れないが並び立つ勢力が育ってほしい。


その為にも今晩のABEMATV興行、盛り上がってほしい。