保田克也VS佐伯瑠壱斗(WBOアジアライト級) | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

2024年初興行メインイベント。
アマチュアエリートで順調に地域タイトルを獲得しながら、やや伸び悩みを感じるWBOアジア王者 保田。
対するは一時のスランプを脱した感のある佐伯。
伸び代は年齢的にも6歳若い佐伯が上だろう。

気になるのは身長差はなくても私のイメージでは久保隼や河村真吾と戦っているせいか、佐伯はフェザー級位の印象がある。ナチュラルライト級の保田にどこまで通用するか?、気になる一戦。

初回、サウスポーの保田は長い右リードを伸ばし、佐伯は鋭く踏み込む。佐伯のステップに置くような左を保田は合わせる。

2ラウンド、保田は左からの右フックでダウンを奪う。

ダメージは無さそう。

3ラウンド、佐伯の左フック、右アッパーがヒット。だが直後、佐伯の右に保田は御手本の様な左ストレートを決めてダウンを追加。
更に終盤、保田は次々ヒットを奪う。

4ラウンド、互いにヒットは少ない。

5ラウンド、佐伯の右ストレート、左フックが保田を捕らえる。保田はガードを固めてダメージの回復に努める。

6ラウンド、これまでより接近戦になる。互いに離れ際のヒットを狙う。

7ラウンド、保田の回転の速い連打が佐伯をロープに詰める。距離が出来れば正確な左をヒットさせる。

8ラウンド、保田の左ストレートが正確に佐伯の顔面を弾く。

9ラウンド、保田の打ち下ろしの左がヒットした後、レフェリーはストップ。
最後の左よりもダメージの蓄積でストップされた。

日本ライト級タイトルは保田に勝った仲里Jr.が三代大訓と防衛戦を行う。
保田、独自路線になっているが仲里、宇津木、三代、吉野と言った国内ライバル達との対決を見たい。