2023.8.8後楽園ホールアンダーカード | ボクシングライフW

ボクシングライフW

趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

昨日のFOD生配信。

残念ながら生では見れなかったが結果を知らずに鑑賞出来た。


●磯谷大心VS上村健太(ウェルター級)


ボクシングファミリーとして一番有名なのは井岡一翔かもしれないが、三世ボクサーとして最も知名度があるのは輪島功一の孫である磯谷。新人王予選では派手に散り、連敗中だがまたまだ期待できる存在。


初回、右と左の違いはあるが似たような体格の二人。

意外にも近い距離で打ち合う。

2ラウンド、磯谷が積極的に攻める。ボディへのヒットで上回る。

3ラウンド、上村の左ストレートが直撃、磯谷はダウンを喫する。

4ラウンド、再び接近戦で打ち合う。押し合いはやや磯谷が上回る。

5ラウンド、磯谷の右ボディアッパーで上村は失速。

ラストラウンド、ポイントは際どい。ここは磯谷の右アッパーが上回る。離れれば上村は互角以上に戦えるが3分の内、2分半は接近戦。

判定はスプリットで上村。
磯谷は痛い3連敗。
内容は悪くなかっただけに再起を期待したい。

●渡会美響VSウ・ジウ(Sライト級)

FODのアンダーカードの顔になりつつある渡会がセミセミ。

ウはサウスポー。平岡アンディや井上従兄弟を意識しているのだろうか?

初回、渡会はプレッシャーを強めながらボディを叩く。

2ラウンド、ウは速い左右を伸ばす。打った後、ウはサイドステップを使うので渡会はカウンターを合わせられない。

3ラウンド、ウの左ストレートが2発ヒット。渡会はボディを叩く。

4ラウンド、渡会がプレッシャーを強めてボディを打つ。ウは出入りをしてペースを譲らない。

5ラウンド、渡会は前に出るが圧力が弱まるとウは逆に前に出る。シーソーゲームならぬシーソーラウンド。

6ラウンド、ウが先手で攻める。渡会はボディは当たるが上には当てれない。

7ラウンド、ウの長い右ジャブが有効。渡会はペースを掴めないが右アッパーを軽くヒット。

ラストラウンド、ウが攻勢を強め、渡会はやや後手に回る。最後まで噛み合わないまま試合終了。

判定はユナニマスで渡会。
渡会、良い経験になったと思う。