昨日の後楽園ホールアンダーカードはアマチュアエリートの揃い踏み。
●福井勝也VSスー・ハンビン(Sバンタム級)
アマチュアインターハイ王者 福井がセミセミ。
引退したかと思っていたが拳の負傷でブランクが作っていた。1年ぶりの復帰戦。
初回、福井が長いジャブを放つがスーは重心を低くして中に入り、手数をまとめる。
2ラウンド、福井はジャブに左アッパーを交えスーを寄せ付けない。
3.4ラウンド、福井の左アッパーが次々とヒット。スーの右目から頬にかけて傷だらけに。
5ラウンド、スーの右目が腫れ上がりドクターチェック。
6ラウンド、福井は左フックを連打。スーの右目が完全に塞がりレフェリーストップ。
福井、左の多彩さが素晴らしい。後は右に決定力がほしい。
●藤田健児VSダニエル・ニコラス(フェザー級)
アマチュア10冠の藤田がセミ。
相手のニコラスはWBOアジア暫定王者。メインよりこちらの方が注目。
初回、サウスポーの藤田はポジションを変えながら上下にパンチを散らす。
2ラウンド、藤田の左ストレート、右フックが次々ヒット。
ニコラス、意外と脆くレフェリーストップ。
藤田、チャンスに一気に攻める姿勢は見事。
ただ、年齢的に早く勝負に出た方が良い。