【前編】男子の元世界王者、女子の元世界王者 | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

先週の天皇誕生日、体調不良に付き一歩も外出せずに引き隠っていた。まだ最後まで見れていないDAZNドイツ興行を鑑賞。


休憩時間がやたらと長い間延びした興行だったが、ヘビー級マニアには興味深いエキシビションが行われた。

54歳の元IBF世界ヘビー級王者(後にノーコンテストになった為、世界王者に含めるかどうか意見が分かれる)、フランソワ・ボサがエキシビション。
相手は60歳のドイツ人………有名人かもしれないが知らない。

スローなパンチを当たらない距離から放つマスボクシング。観客が盛り上がっているのかは微妙。

ボサがリングに上がる前、マイケル・モーラー、イベンダー・ホリフィールド、マイク・タイソン、レノックス・ルイス、ウラディミール・クリチコと戦った事をやたらと強調し、元IBF世界ヘビー級王者に敬意を払っていた。

ドイツのアクセル・シュルツに勝ってタイトルを獲得した南アフリカのボサはドーピングでタイトル剥奪。

ドイツでは日本で言うルイス・ネリの様な存在かと思いきや、元世界ヘビー級王者として敬意が払われており何となく嬉しかった。

ここ数年、マッチルームボクシングは軽量級と女子に力を入れている。安く世界タイトルマッチが開催できるからだと思うが、表舞台に登場するのは喜ばしい。

しかし、王座転落した後の待遇はどうなのだろう?
先般、映像を整理していたら些か気の毒に思う試合順があった。

続く。