王座統一戦引き分けの後 | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

一昨日のWBA.WBOSフライ級王座統一戦、引き分けに終わった。


私がボクシングファンになって40年強。

王座統一戦で引き分けになった事は幾度かある。


●ジャーメル・チャーロVSブライアン・カスターニョ(2021年・Sウェルター級四団体統一戦)


初戦はカスターニョ優勢のドロー。再戦はチャーロのKO勝ち。

●マニー・パッキャオVSアガピト・サンチェス(2001年・IBF.WBOSバンタム級王座統一戦)
パッキャオが世界的スターになる前の試合。
サンチェスの減点に救われ負傷ドロー。私の記憶にある限り、王座統一戦で引き分けながら再戦が行われなかった唯一の試合。

●イベンダー・ホリフィールドVSレノックス・ルイス(1999年・ヘビー級三団体統一戦)
初戦はルイス圧倒的優勢ながらドロー。
再戦はホリフィールドが初戦より善戦したがルイスが王座統一。

●リカルド・ロペスVSロセンド・アルバレス(1998年WBC.WBAストロー級統一戦)
初戦はアルバレスがダウンを奪い、圧倒的優勢ながら引き分け。再戦はウェイトオーバーしたアルバレスにロペスは打ち勝つ。

●ブライアン・ミッチェルVSトニー・ロペス(1991年・WBA.IBFJライト級)
初戦はミッチェル優勢の引き分け。再戦はミッチェルの判定勝ち。

記憶を頼りに書いたので抜けがあるかもしれない。

また、引き分けながら初戦でカスターニョ、ホリフィールド、(リカルド)ロペス、(トニー)ロペスが勝っていた、と言う識者はほぼ皆無だった。

所が、一昨日の井岡VSフランコは井岡の勝ち、フランコの勝ち、双方の意見がある珍しい引き分け。

上記の5試合中、4試合は再戦が行われている。

意見が分かれる井岡VSフランコこそ再戦すべき試合だと思う。2023年、決着戦を期待したい。