セミは平岡アンディの防衛戦。
ここの所、好不調の激しい平岡は勝ち方が問われる試合。相手のジュン・ミンホは2ヶ月程前に2試合見ている筈なのだが………あまりよく覚えていない。
初回、両者共に長いリードを伸ばし探り合い。
2.3ラウンド、攻めるのはジュンだが当たらない。平岡も手を出さない。
4ラウンド、平岡は左ストレート、左アッパーを見せるが当たらない。それでもプレッシャーをかけてジュンを下がらせる。
なんだかマスボクシングを見ている様だ。
5ラウンド、平岡の右ジャブ、左ストレートがヒット、
6ラウンド、平岡の左アッパーがローブローになりジュンは悶絶。
7ラウンド、平岡はプレッシャーを強め、ジュンを下がらせる。ただし、ヒットは少ない。
8ラウンド、左アッパーでジュンがダウン。
平岡は惜しいタイミングを逃したと思う。
Sライト級は四団体統一王者 ジョシュ・テイラーのタイトルが分裂。もし、早い段階で世界ランキングを上げていればどこかの団体の決定戦、もしくは決定戦の勝者への指名挑戦権を得ていたかもしれない。
2022年、4試合出来て満足かもしれないが本来はこの年こそが勝負の1年だった、と後に振り返る事になるかもしれない。