【前編】伝統のフライ級は取り戻せるのか? | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

日本人初代世界王者  白井義夫の影響なのか日本においてフライ級は「伝統のフライ級」と称される。つまりお家芸。


一時、フライ級からSフライ級に取って代わった感もあったが内藤大助がポンサクレック・ウォンジョンカムとの4度目の対決を征してから、若干の空白(八重樫陥落~井岡獲得 他)はあるもののフライ級王者には日本人が君臨しているのが当たり前の時代が15年続いた。


この試合は燃えた↑
テレビ放送が関東限定深夜放送だったのが残念。


内藤、坂田、亀田1、亀田2、五十嵐、八重樫、井岡、木村、比嘉、田中が守ってきたフライ級盟主国だが、中谷潤人のWBO王座返上により今度は長期間の空白が出来そうだ。


現在の世界王者達はWBC王者 マルチネス&アローヨ(暫定)、WBA王者  ダラキアン、IBF王者 エドワーズ、WBO王者  ロドリゲス(予定)。


猛ファイター  マルチネス、距離の支配者ダラキアン、超変則 エドワーズ、新星(予定)ロドリゲス、個性的な王者が名を連ねる。


だが強豪揃いとは言い難い。

WBC王者 ボンサクレック、WBA王者 パーラを攻略した内藤、坂田の時代の方が高い壁に感じる。


次の日本人世界フライ級王者は誰だろうか?


続く。