【後編】宴の後 | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

昨日の続き。


●吉野修一郎VS中谷正義


私はリングに両雄が相対すれば同門以外は応援しない。もちろん、好みの選手はいるのでどちらかに勝って欲しいと言う気持ちはある。

それでも試合中は切り分けて観戦する。


だが中谷とは何度か食事をした。別れると必ずメールをしてくれるナイスガイ。井岡ジム時代の中谷の職場は私と縁があった。やはり情が移る。


敗れてリングを降りる中谷を見て、久々に同門以外のボクサーが敗れて悲しい気持ちになった。


吉野はこれから辛抱の前哨戦が続くと思うが、それはOPBFタイトルを11度防衛した中谷の通った道。

海外から声が掛かるのを気長に待つしかない。


●その他


①会場が暗すぎる。パンフレットが読めない。携帯を照らしてパンフレットを見ている人もいた。

これまでで一番暗いと思った会場は村田諒太VSバトラー。それに次ぐかも。周りの人も席番号が見えなくて苦労していた。


②会場の一部が閉鎖されていた。



その為か、扉の前でチケットの変更手続きをしている姿を見かけた。これは興行主としてあるまじき失態。


チケットマスターで海外の席を買おうとすると一席一席の値段が違う。またHPでこの席ならリングはこの様に見える、と画像まで用意している。


昔、チケットびあの対面販売は映画館の様に自分で席を選べた。


チケット販売はネットで便利になったが、ファン目線が失われ退化している気がする。


③畑山隆則が岩田翔吉の敗戦に憤慨した事に対し、友人から戴いたメールが面白かったのでご紹介。


「だからジュリアン・ロルシーに負けたのだ」


大笑いした。

ジュリアン・ロルシー戦もさいたまスーパーアリーナだった。


私は見た事がないけどどんなYoutubeチャンネルか想像が付いた。


40代以上のボクシングファンでないと、この秀逸な一言はわからないかもしれない。