重大な懸念 | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

ちょうど一週間前に放送されたWOWOWエキサイトマッチは村田諒太VSゲンナディ・ゴロフキン。



生観戦もしたし、Amazonprime版もDAZN版も見た。今更感があったが………ある危機感を持って久しぶりにエキサイトマッチを見た。


それは親しい友人から


「ホールで会った村田の呂律がおかしい。パンチドランカーの症状が出ているかもしれない」


との話を聞いて、村田自身の解説をハラハラしながら見聞きする事にした。


私は医師ではないし、診断がくだせる筈もない。しかし………パンチドランカーの症状は試合直後より、個人差はあるにせよ緊張感の抜けた後日に出る事が多いと思っている。

アリもベニテスも辰吉も渡久地もラストファイトの直後から呂律が回らなかった訳ではない。


ベニテスのラストファイト直後は知らないが、例に挙げた4人の中で一番重症であり試合直後からあの状態とは思えない。


そしてWOWOWエキサイトマッチで語る村田は………あくまで私個人の考えだが危ないと思った。

今でも並のボクサーより流暢に話す。しかし、時折、言葉に詰まる。以前の村田はもっと饒舌だった。


また、何かを話そうとする時、考えをうまく言葉に出来ないのか目をギュッと瞑って話すシーンが複数回あった。


カネロVSゴロフキン3を聞かれ、これまで遠回しにカネロ批判をした事はあったが、堂々と


「お金に守られている」


と語ったのにも違和感を感じた。


いやいや、カネロは強い相手とも戦うしIBFの指名試合も昨年はこなしたし………村田程には守られていないでしょ………と思った人は多いと思う。


村田は自身がカネロ以上に政治力で守られている事を知っているから、カネロ批判は遠回しになっていると思っていたが………ここまで露骨に自分を棚に上げた発言をする様な人物だっただろうか?


非常に危うい。

村田にはラストファイトを関西でしてほしいと期待していたが考えが変わった。

もう村田をリングに上げてはいけない、と思うようになった。


私の杞憂だと良いのだが。