厄介なライト級とデービスの魅力 | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

後5時間でジャーボンティ・デービスVSローランド・ロメロがWOWOWオンデマンドで生配信される。




この試合はWBAライト級タイトルマッチ。ロメロは元暫定王者ながらWBAの施策により理不尽にタイトルを剥奪され、少し前ならこの試合はWBA団体内統一戦。

ところが翌週、ライト級四団体統一戦と称してオーストラリアでジョージ・カンボソスVSデビン・ヘイニーが行われる。




WBCがフランチャイズ王者、WBAがスーパー王者なんて作るからもう何がなんだかわからない。どの辺りが四団体統一なのか意味不明。


それはさておき、どちらの試合もカードとしては興味深い。


個人的に気になるのはデービス。

もしデービスが日本人ならフェザー級以下で戦わされただろう。井上や栗原、和氣、久我の方が骨格は大きく感じる。小さい体躯に筋肉を上乗せして無理矢理ライト級で戦っているかの様に感じる。そ

の方が注目を集め稼げるからだ。


もっとも筋肉を搭載し過ぎて計量失敗と言う失態の経験があるが。


そのデービスはSフェザー級~Sライト級で戦ってきた。最終ターゲットはウェルター級王者?


日本人ボクサーの大半は減量をしてより自分に優位なクラスで戦おうとする。一方、才能に恵まれながらも体格に恵まれないボクサーは身体を大きくしてよりファイトマネーの高いクラスで戦おうとする。

メイウェザーやパッキャオ、ヘビー級に上げるクルーザー級王者達が代表格だ。


デービスのチャレンジがどこまで通用するのか興味深い。