ジャーメル・チャーロVSブライアン・カスターニョ再戦(Sウェルター級四団体統一戦) | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

昨日のWOWOWオンデマンドメインイベント。

前回はカスターニョに分のあるドロー。

今回が決着戦。


手の内を知る両者の対決。


初回、ガードを固めるカスターニョに対し、チャーロは長い左右を伸ばす。ラウンド後半、カスターニョは左フックでチャーロを脅かす。


2ラウンド、チャーロはロングジャブで距離を計り、カスターニョが入る所に右を合わせる。

3ラウンド、カスターニョがプレッシャーを強めチャーロをロープ、コーナーに詰める。だがヒット数はチャーロが上。

4ラウンド、チャーロの足が速い。カスターニョは追い回すがチャーロはクリンチも交えてペースを譲らない。ラウンド終了間際、チャーロの左フックがヒット。

5ラウンド、カスターニョの右がヒット。チャーロの腰が落ちる。だがチャーロは1-2で逆襲。ピンチとチャンスを交換し合う素晴らしいラウンド。

6ラウンド、カスターニョが追い続ける。右クロスでチャーロは怯むが、長い右をを 打ち返す。

7ラウンド、チャーロの左フックがヒット。このラウンドのカスターニョはダメージからかやや大人しい。

8ラウンド、カスターニョの手数が落ちてきた。

9ラウンド、カスターニョの右フック、左ボディがヒット。チャーロもロープ際で左フックを返す。

10ラウンド、カスターニョが最後の力を絞り勝負に出る。だがチャーロの右ボディ→左フックの対角線コンビネーションが炸裂。




これは効く。意識が左下に行った瞬間、右上からのパンチを貰う。これで勝負あり。
立ち上がるカスターニョに追撃を加え試合終了。

チャーロ、四団体統一に成功。

しかし、後にはセバスチャン・フンドラ、ティム・チューが控える。四団体統一王者とは言え決して安定王者とは言い難い。

それはさておきこの日の試合は素晴らしかった。
両雄に感謝したい。