井上尚弥が井岡一翔との対戦に言及した。
更に井岡の戦いぶりを遠回しに批判したそうな。
井岡が5階級制覇を狙っている………みたい事を聞いたらしいが、私はそんな話を聞いた事がない。ずっとSフライ級四団体統一を口にしている気がするのだが。
色々思う所はあるが両者の対決がクローズアップされるのは喜ばしい。
ボクサーの評価は引退してから定まるものだが、この2人の実績は日本ボクシング史上トップを争う。
2人共、並の世界王者なら一蹴するが、ファイティング原田がエデル・ジョフレを、柴田国明がビセンテ・サルディバルを退けた様な旬の一級品との対戦がない。
互いに潰し合えば勝者は「井岡に勝った」「井上に勝った」の評価を得る。
リング誌PFPに現在進行形で入っている相手を倒した勲章が手に入る。
是非、実現してほしいが井上はバンタム級を譲らない様だ。
バンタム級なら井上の圧勝だと思う。今でもライトフライ級に落とせそうな井岡にこれ以上階級を上げさせても………。
階級差は1つでも体格差は井上がジャーボンティ・デービスに挑む様なものだ。身長だけが体格ではない。
私はライトフライ級なら井岡有利だと思う。フライ級の井上を見たことが無いが、ここが両者ハンデ無しのクラスに思う。Sフライ級でも井上有利だと思うが、戦った相手のレベルはSフライ級時代の井上より、井岡の方が高い。
また、何故井上は今になって井岡の名前を口に出したのだろうか?
井岡はカシメロの様に井上を挑発している訳ではない。
あくまで私の推測だが………長くなったので続く。