久我勇作VS古橋岳也(日本Sバンタム級) | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

久我は一昨年の大晦日、WBOアジアパシフィック王者ラモナルに挑戦も1ラウンドKO負け。
辛い経験を経てリングに帰って来た。

古橋は元王者 田村に競り勝ち挑戦権を獲得。

初回、久我に一昨年のトラウマが残っていないか心配だったが積極的に攻める。左ボディが効果的。


2ラウンド、久我が左アッパーを交えたコンビネーションを見せる。古橋も打ち返すがパワーが違う。

3ラウンド、古橋が積極的に手を出すが迎え撃つ久我のパンチの方がダメージを与えていそう。

4ラウンド、古橋のコンビネーションが久我の顎を捕らえ、足元が揺らぐ。だがここを打ち合ってピンチを逃れる。

5ラウンド、バッティングで久我が右目横をカット。激しく打ち合いになるがやや古橋が打ち勝つ。

中間採点は48ー47×2、49ー46で久我リード。

6ラウンドも激しく打ち合う。手数の古橋、強打の久我、採点が難しい。

7ラウンド、半ばまでは古橋の連打が優勢。しかし、久我の強打のコンビネーションで古橋の身体が泳ぐ。

8ラウンド、古橋のボディ連打がいい。久我は嫌がっている。

9ラウンド、決着は唐突に訪れる。古橋の連打の最中、右が久我の顎を貫く。腰砕けになり、追撃を受ける中、レフェリーストップ。


新チャンピオン誕生。


チャンピオンカーニバルに相応しい激闘だった。

もしかしたら………これでテレビ神奈川のボクシング番組が復活するかもしれない。