長濱陸VS豊嶋亮太(OPBFウェルター級) | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

昨晩のダイナミックグローブ観戦記。
今年の初生観戦の予定でもあったが諸般の事情でG+観戦に。興行開始時間が緊急事態宣言で早まり、ジムワークの後に行っても間に合わないし。

日本ウェルター級上位陣の一角、矢田が昨年末にまさかの敗戦を喫し、打倒小原の最有力候補と言えるOPBF王者  長濱の初防衛戦。

試合開始前、長濱がアディダスのグローブをしているに驚いた。

両者共に何度も生観戦をしているがもっと体格差があると思っていた。勿論、長濱が大きいと考えていた

初回、豊嶋が左フックを、長濱は右ストレートをヒット。

2ラウンド、長濱の左ボディがよくヒットする。

3ラウンド、豊嶋が積極的。これまで見た中で一番速い。豊嶋はまさにベストコンディション。

4ラウンド、豊嶋の攻勢が目立つが長濱は堅実にブロック。

中間採点は1ー1。三者三様。

5ラウンド、長濱の堅実なブロックとジャブがいい。

6ラウンド、豊嶋がペースアップ。ヒット数は多くないが長濱は勢いに圧される。

7ラウンド、豊嶋の右で長濱がダウンを喫する。これは痛い。

8ラウンド、豊嶋のボディがいい。ラウンド終了間際には右もヒット。

中間採点は三者共に豊嶋。5ポイント差が2人いるので長濱は倒さないと勝てない。

9ラウンド終盤、長濱の右で豊嶋の動きが止まるが直後にゴング。

10ラウンド、元ミドル級の長濱が押し合いで負けている。

11ラウンド、豊嶋の連打に長濱が後退。長濱はもう倒すしかない。

ラストラウンド、逆転を狙う長濱だが連打を武器としない長濱には厳しい。逆に豊嶋の左フック、右ストレートを貰う。

豊嶋優勢のまま試合終了。

判定はユナニマスで豊嶋。

正直、この展開は予想しなかった。豊嶋が海藤に負けた試合の思い込みが強かったかもしれない。

一方、長濱はクドゥラ戦、永野戦、井上戦と比べると策が無かった。上手く例えられないが、ジムのスパーの様に普段通りに戦っただけで、豊嶋対策と言うものが感じられなかった。

それにしても一昔前に比べ国内ウェルター級のレベルは上がった。今の世代とは言わない。だがいつか日本に世界ウェルター級タイトルを‼️