名前と人気とインパクト | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

昨年11月、DAZNフロリダ興行でアゼルバイジャンとカザフスタンの二人のホープがアメリカのリングに上がった。

オリンピック金メダリスト、イェーフーサナー↓

読み方があっているかはわからないが、リングコールはイェーフーサナーと聞こえる。

リングコールはマシェラと聞こえるマジドフ↑
ヘビー級ホープの1人。

西アジアや中東のプロボクサーが増えて名前の読み方が難しい選手が増えた。ロシア、旧ソ連の選手も日本人には馴染みの無い発音の名前が多い。

様々な国の選手が活躍するのは喜ばしい。
しかし、私の記憶力の問題もあるが………発音の難しいボクサーの名前は忘れてしまいがち。
リングの動きを見て

あっ………○○興行のアンダーカードに出ていた選手だ

と思い出す事もある。

旧ソ連や中東のプロボクサーが活躍する前はタイの選手が覚えにくかった。

今ではすっかり馴染んでしまったが、井岡叔父の天敵である元WBCストロー級王者 ナパ・キャットワンチャイ、元WBASバンタム級王者  ソムサク・シスチャチャワンは発音が難しい。

ただし、それは日本人にとって。

ここで思い出すのが2年程前に週刊新潮が井上尚弥の名前にスター性がない、と侮辱した時。

スター性はよくわからないが………辰吉丈一郎や鬼塚勝也(本名は隆)の様なインパクトがないのは確か。とは言え尚弥は珍しい名前で不自然さもなく、綺麗な漢字を組み入れた良い名前だと思う。

ただ、海外で活躍する時、母音が異様に多い日本人の名前はタイや中東、ロシアより、英語圏、スペイン語圏では発音が難しいのかもしれない。

因みに私の名前と名字は英語圏では発音しにくいらしい。

クラシックファイトファンには知っている人が多いかと思うが、史上最も偉大なるボクサー、シュガー・レイ・ロビンソンの本名はウォーカー・スミス。

全世界数百(千)万人のスミスさんには申し訳ないが、ロビンソンの方が史上最強のボクサーの名前に相応しく感じるのは私の先入観だろうか?

三階級同時制覇とウェルター級最多防衛記録保持者のヘンリー・アームストロング。本名はヘンリー・ジャクソン。
宇宙飛行士の影響もあるのか、やはりアームストロングの方が偉大なレコードホルダーに相応しく感じる。

そこで提案。

海外で活躍を志すボクサーはもっとリングネーム、愛称を活用してみては?

マイク・タイソンだって本名はマイケル・ジェラルド・タイソン。マイクはマイケルの短縮形。なんとなくマイクの方が強そうだ。

今後、アメリカでの活躍が期待される中谷正義。
井岡や井上も海外志向。これはリングネームを考えた方が知名度アップに繋がるかも。