⚫MVP
パンヤ・CPフレッシュマート(WBCミニマム級王者・タイ)
フロイド・メイウェザー、ロッキー・マルシアノの連勝記録を抜いたワンヘン。そのワンヘンの快進撃をストップしたパンヤはMVPに相応しい。
⚫準MVP
ジョンリエル・カシメロ(WBOバンタム級・フィリピン)
大舞台のアンダーカードで強烈なインパクトを残した。興行規模を考えればアメリカでのアピールは井上、中谷を凌ぎOPBF圏内のボクサーで最も成功したかもしれない。
⚫殊勲賞
ジョージ・カンボサス(ライト級・オーストラリア)
敵地イギリスで元王者 リー・セルビーに勝利。アメリカとオセアニアを行ったり来たりのキャリアで、ギリシャのリングにも上がっている。中谷正義のOPBF圏最大のライバル。
⚫敢闘賞
アムナット・ルエンロン(Sバンタム級・タイ)
元WBC王者シーサケットと接戦の末に敗北、元WBO王者プルンアンに完勝。恐るべき底力を見せた。
⚫新鋭賞
その①
ティム・チュー(Sライト級・オーストラリア)
ホーンとの試合は空前の人気を呼んだ。
ただ、チューは【世界編】でも選出したのでもう1人。
その②
デビッド・ライト(クルーザー級・ニュージーランド)
OPBF圏の重量級大国 ニュージーランドの新鋭。南アフリカのケビン・レレナと並ぶクルーザー級プロスペクト。
⚫女子最優秀賞
チョイ ヒュンミ(WBA女子Sフェザー級王者・北朝鮮/韓国)
ゲンナディ・ゴロフキンのセミにアメリカ初登場で抜擢された。これは快挙。
⚫年間最高試合賞
ワンヘン・ミナヨーチンVSパンヤ・CPフレッシュマート(WBCミニマム級・タイ)
歴史に残る名勝負。試合後半、常に冷静なワンヘンが初めて見せる猛攻は見応えがあった。たたし、判定は微妙。
今年はニュージーランド ヘビー級頂上対決、ジョセフ・パーカーVSジュニア・ファが予定されいる。オセアニアを中心にボクシングは盛り上がっている。
また、撰から漏れたが中国はヘビー級世界ランカー、フェザー級世界王者を生み侮れない。そして昨年は試合をしなかったが生きる伝説 パッキャオがいる。
欧米だけが海外ボクシングではない。
ただ、韓国男子の衰退は残念だ。