【東洋太平洋編】2020年私的年間表彰 | ボクシングライフW

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趣味と言うよりライフワークになっているボクシングについてとりとめもなく感じたままに

世界、日本の次は誰も選出しないであろう東洋太平洋の2020年年間表彰。ただ、OPBFにこういった賞がない為、賞の名前は適当です。因みに日本人は昨日選んだので対象外。

⚫MVP

パンヤ・CPフレッシュマート(WBCミニマム級王者・タイ)

フロイド・メイウェザー、ロッキー・マルシアノの連勝記録を抜いたワンヘン。そのワンヘンの快進撃をストップしたパンヤはMVPに相応しい。


⚫準MVP

ジョンリエル・カシメロ(WBOバンタム級・フィリピン)

大舞台のアンダーカードで強烈なインパクトを残した。興行規模を考えればアメリカでのアピールは井上、中谷を凌ぎOPBF圏内のボクサーで最も成功したかもしれない。



⚫殊勲賞

ジョージ・カンボサス(ライト級・オーストラリア)

敵地イギリスで元王者  リー・セルビーに勝利。アメリカとオセアニアを行ったり来たりのキャリアで、ギリシャのリングにも上がっている。中谷正義のOPBF圏最大のライバル。


⚫敢闘賞

アムナット・ルエンロン(Sバンタム級・タイ)

元WBC王者シーサケットと接戦の末に敗北、元WBO王者プルンアンに完勝。恐るべき底力を見せた。



⚫新鋭賞

その①
ティム・チュー(Sライト級・オーストラリア)

ホーンとの試合は空前の人気を呼んだ。
ただ、チューは【世界編】でも選出したのでもう1人。

その②

デビッド・ライト(クルーザー級・ニュージーランド)

OPBF圏の重量級大国 ニュージーランドの新鋭。南アフリカのケビン・レレナと並ぶクルーザー級プロスペクト。


⚫女子最優秀賞

チョイ ヒュンミ(WBA女子Sフェザー級王者・北朝鮮/韓国)

ゲンナディ・ゴロフキンのセミにアメリカ初登場で抜擢された。これは快挙。

⚫年間最高試合賞

ワンヘン・ミナヨーチンVSパンヤ・CPフレッシュマート(WBCミニマム級・タイ)

歴史に残る名勝負。試合後半、常に冷静なワンヘンが初めて見せる猛攻は見応えがあった。たたし、判定は微妙。


今年はニュージーランド ヘビー級頂上対決、ジョセフ・パーカーVSジュニア・ファが予定されいる。オセアニアを中心にボクシングは盛り上がっている。
また、撰から漏れたが中国はヘビー級世界ランカー、フェザー級世界王者を生み侮れない。そして昨年は試合をしなかったが生きる伝説 パッキャオがいる。
欧米だけが海外ボクシングではない。

ただ、韓国男子の衰退は残念だ。