前々々回の続き
井上VSアジアの強豪の妄想、第三弾。
ウィラポンは決して打たれ強くはない。ナナ・コナドゥの打ち下ろしの一発に沈み、長谷川の右フック、マリンガのアッパーの連打でKO敗けをしている。
だが堅実なスタイルは誰とやっても崩れない。
打たれ強くないのに長期政権を築けるのは安定感のある証拠。
それは辰吉を2度KOし、西岡の挑戦を4度退け、長谷川と2度の名勝負を繰り広げたが為、日本人ボクシングファンが世界で一番よく知っている。
井上の強打が序盤に当たらなければ試合巧者のウィラポンは徐々にペースを手繰り寄せるかもしれない。
とは言え井上の速攻にウィラポンが耐えられるかは疑問。ラウンドが長くなればなる程、ウィラポン有利だとは思うがどこかで井上の強打が炸裂しそうな気がする。
もう1つ気になるのは開催地。ウィラポンVS井上はどこで戦うかも影響しそう。
敵地での対戦が多いウィラポンに対し、井上は………と言うより日本人のほとんどは敵地のリングに上がった経験がない。
もしこの一戦、日本で行われれば井上有利。だがタイで行われればどうだろう?
日本ボクシング界恥辱の歴史、タイでの世界戦連敗ストップなるのか?、屈辱の歴史に井上が名前を連ねるのか?
タイでやるなら………私はウィラポンにベットする。