こちらLAでは今日はお盆のなか日ですが日本ではもう終わりでしょうか。
とはいえ、なんとなく気付いてはいたものの今年はお盆のこともLAのリトル東京の二世ウィークのこともすっかり頭から消え去っていました。
まあ自分達の結婚記念日も過ぎてしまってから思い出すというここ数年なので、お盆中に思い出しただけでもまだマシですね
私は母の実家が永く続くお寺ということもあり、子供の頃はご法事やお墓参りが生活の一部になっていて、
母のお里に訪れると玄関先に飾られた生け花や、荘厳なお御堂(子供の時は鬼ごっこしてましたが)、日本画家でもある僧侶のおじいちゃんが書いた絵を見るのが大好きでした。
おてんばではっちゃけで外国に憧れていた子供でしたが(結果アメリカ在住33年になりますわ)、
同時に和裁を習ったり茶道クラブに入ったり、実は手描き友禅作家や日本画家に憧れたりと、もしもアメリカに来ていなかったら今とは全く違う生き方をしていたでしょう。
金沢を離れて三十数年が経ち、ここのところまたその原点に戻りたいなという気持ちが高まり、
また絵を描いたり新しく書道や写経などをはじめようと思っていて (なんでも独学で学べるYouTubeばんざーい
)
写経をするならそこを深めるために子供の頃に慣れ親しんだ正信偈をまた唱えたりその意味を学んだりすることにしました。
と奇しくもこの週末はお盆！(忘れとったけどな)
ここ何年も日本に帰省できず(日本まだ鎖国中だし)お参りできていないご先祖さまが思い出させてくださったのでしょうか。
お勉強のためにYouTubeに上がってくる動画を次々と観ていると真面目そうなお坊さんの法話が上がってきました。
再生してみるとお坊さん実は結構気さくそう。で聴いてみるとなんと懐かしい金沢弁が！
優しそうな笑顔ですね。
お題にも惹かれて引き込まれるようにお話を聞いてみると、あ〜あはや、私はどんだけ寄り道をしとったか。(ここからは釣られて金沢弁入ります)
そして後半には「仏さんのご催促」というおはなし、これもカミナリに撃たれたような衝撃でした。
実は私、もう随分前からご催促が来とって、それも一度ではない。
もう何遍も早よせい、早よせい、と言われとって、その都度わかったつもりで変わったつもりでおったんやけど、
実は的外れやったんかもしれんし今ひとつ何をどうすればいいんかわかっとらんかったんや。
今ここにきてかなりの窮地に立たされていて、もしかしたらこれをやめることなんかな？とやっと決心が着いたのです。
そやけどそれがご催促にお答えすることになるかはまだやってみんとわからんがやけどね。
またはっきりしたことが決まったらブログでもお伝えしたいと思います。
それでもね、今のしんどいこの状況でもしあわせであると感じることはできています。
ダディーがいて、みーゆがいて、雨風しのげる家があり、つつましやかですが何不自由なく暮らしていけている。
そして私のことを心から思ってくれているお友達がいる。
本当にありがたくしあわせなことです。
あらためて感謝と感動の涙が溢れました。
このお盆、遠くからですがご先祖さまに手を合わせ原点に戻って浄土真宗の教えを学んでみようと思っています。
ダディーが買ってきてくれたお花です💕