兵庫県知事についての
報道をみていて
ものすごく悲しく
やるせない気持ちになっています。
学歴や職歴。
社会的な立場って
いったい何なんだろう・・・。
地位や学歴と
人間性は、まったく別物。
どんな学歴でも
素晴らしい人はいるし
仕事ができる人もいるし
社会的な立場と
仕事ができることと
精神的な成熟度も関係がないのです。
言葉や態度が大きい人の
意見が正しいことのように
受け入れられてしまう仕組みが
本当に変わっていってほしいと思います。
個人的な体験ですが
高校一年生のときに
・不二家の皿洗い
・郵便局の年賀状仕分け
・山崎製パンの工場
でアルバイトを経験してから
数えきれないほどの仕事を
してきました。
働いてみて
体感したことは
「本当にスゴイ人は
誰に対しても丁寧」
ということです。
２０代のときに
派遣で働いていた
会社の社長さんで
（社員が何万人もいる
一部上場の会社です）
秘書さんが忙しいときに
何も言わずにそっと
来客時のお茶を
応接室からさげて
給湯室まで運ばれる方が
いらっしゃいました。
「わー、なんて自然に
気を使われるのだろう」
と感動したのを覚えています。
（しかも、秘書さんが
恐縮してお礼を伝えると
「当たり前のことをしただけだよ」
とサラリとかえしてくださる・・・）
その方は本当に
誰に対しても丁寧な方で
役職ではなくて
相手をきちんと
【人】として見ている方でした。
反対に
ものすごく横柄な
二代目社長がいる会社でも
働いたことがあります。
二代目社長の
ワガママな振舞いは
何かのネタかと思うほどでした。
＊今ならパワハラと
言われることでしょう。
＜例＞
二代目社長が関西で
家族で潮干狩りにいって
１週間たったバケツに入った
車のトランクに入ったままのアサリ。
総務の人に
アサリガ、カワイソウダカラ
海に戻してこいと言う・・・
総務の方が
そのバケツの中を確認したら
１週間放置されていた
バケツの中のアサリは
１つしか生きていなかったそうです。
それでも総務の方は
関東の都心の会社から
海まで１つのアサリを運んで
海に戻してきていました。
ちなみに、海に戻しに行った
新入社員は、そのとき
二代目社長のご機嫌を
損ねることをしてしまい
「クビ」と言われていました。
（さすがに、クビは撤回されてました）
わたしは、その会社で
１年間働いていましたが
派遣だから我慢できるけれど
社員だったら
この会社では働けないと思いました。
（↑１部上場の会社です↑
ＴＶＣＭも流してました。）
この会社では
もっと「ウソデショ」
「セクハラでウッタエラレルヨ・・・」
と思うようなこともあったし
別のブラックな会社でも
いくつも働きました。
高校生のときからだと
３０社以上の会社で
働かせていただいて
誰に対しても丁寧に
接することが出来る人は
自己肯定感が高い人。
自分のことを
“本当に大切に”
出来ているからこそ
家族、友人、仕事仲間など
“大切な自分”の
周りにいる人も
等しく大切に出来るのだと感じました。
自分と相手の関係が
分断されておらず
【つながっているから】
自然と相手を大切にできるのです。
だから
自己肯定感が高い人は
・相手を大切にする
両方がセットになっています。
・相手だけ特別
には、ならないのです。
学歴や役職や
なにかの功績で
スゴイ人に見えていたり
スゴイ人に見せていたりしても
人をぞんざいに扱う人は
自己肯定感が低い人が多い。
「本当にスゴイ人は
誰に対しても丁寧」
これは
働いているなかで得た
貴重な学びです。
究極的には神様や自然が
誰にでも等しく愛をそそいでくださる
愛そのものの存在なのだと思います。
愛も、優しさも、思いやりも
内側から溢れてくるもの。
源が豊かであれば
どれだけ与えても
枯渇することがない。
だから、与えることを
恐れる必要はない。
そのことを
あらためて感じていますし
理不尽なことがあったときに
（立ち向かわないで
逃げてもいいから）
自分は、自分を守りたいし
自分の大切な人たちのことも
守れる人でありたいと
強く感じています。
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