「本当の本当に、そうしたいのか?」

そう考えるのは、とても大事。

 

だけど

 

朝起きる時間も

顔を洗うのも

食べるものも

飲むものも

着るものも

トイレにいくのも

 

「本当の本当に、そうしたいのか?」

自分の気持ちを優先する。

 

純度100パーセントに

こだわっていたら

 

まわりにも、迷惑がかかるし

自分だって考えることに

疲れてしまうだろうから

 

適当な塩梅も、大切。

 

【塩梅とは?】
塩梅(あんばい)とは

料理の味加減や物事の具合

健康状態のことである。

 

程よく物事を処理する

程よく並べる

配置するといった意味でも用いられる。

「えんばい」と読むこともある。


【塩梅の語源】
「塩梅」の「塩」は「しお」とも読み

塩漬けにするといった意味合いでも使われる。

 

「梅」は「うめ」とも読み

「ウメそのもの、またはウメが熟す時期や

そのころの雨」といった意味合いがある。

 

「塩梅」とは、もともと

「塩」と「梅酢(梅を塩に漬けた時にできる酢)」

のことである。

 

食酢がない時代に料理に

梅酢を使用していた当時

塩と梅酢の味加減が丁度良いことを

「良い塩梅だ」と表現していたことが語源とされる。

 

実用日本語表現辞典

 

塩だけでも

梅だけでも、良い塩梅にはならない。

 

それはまるで

 

自分と、他者。

自分と、世界。

やりたいことと、やりたくないこと。

 

いろいろなものが

存在することを認めることが

 

じつは、自分の存在を

認めることにつながる。

 

立場をひっくり返したら

自分以外のものが、自分になる。

 

そんなフラクタルを

あらわしているよう。

 

自分は、個として存在しているけれど

相手も、世界も、個として存在している。

 

だから認めてほしい。

受け入れてほしい。

大切にしてほしい。

尊重してほしいと思っている。

 

おたがいに、思いやりあえることが

豊かな社会なのではないかと感じます。