さまざまなことが
わたしたちの意思とは
関係なく変化していきます。
変えたくないと
固執し続けるのは
自然の流れにさからうことなのだと
感じています。
『鬼滅の刃』のなかに
水の呼吸 拾ノ型
生生流転(じゅうのかた せいせいるてん)
という技があります。
『鬼滅の刃』Blu-ray/DVD Vol.1
(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
【生生流転】(せいせいるてん)
仏語。
すべての物は絶えず
生まれては変化し、移り変わっていくこと。
【生生流転】の意味は
無常と似ています。
【無常】
仏語。
この世の中の一切のものは
常に生滅流転 (しょうめつるてん) して
永遠不変のものはないということ。
特に、人生のはかないこと。
また、そのさま。
鴨長明『方丈記』
ゆく河の流れは絶えずして、
しかももとの水にあらず。
淀みに浮かぶうたかたは、
かつ消えかつ結びて、
久しくとどまりたるためしなし。
世の中にある人とすみかと、またかくのごとし。
<現代語訳>
川の流れは絶えることはなく、
それでいてそこを流れる水は、
同じもとの水ではない。
川のよどみに浮かぶ水の泡は、
一方では消え、また一方ではできて、
そのまま長くとどまっている例はない。
世の中に生きている人と
その人たちの住処もまた、
ちょうどこの川の流れや水の泡のようなものである。
わたしたちの人生も
川の流れや水の泡のようなもの。
『方丈記』を教科書で
はじめて読んだときは
良さがよく分かりませんでしたが
いまは、ものすごく的確な
美しい描写だな、と感じます。
そして、無常は
ただ、はかないだけではなく
この世の真理を
あらわしているものなのだと
思えるようになりました。
わたしたちの毎日は
同じようにみえても
けっして、同じではない。
1日、1日が
少しずつ変わっていく。
だからこそ
いま、ここを
大切にしていきたいと感じます。
1月29日(土)、1月30日(日)ZOOM講座
お申込、詳細はこちら
2021年・年末イベントのお知らせ
~宇宙人オレンジャー&水蓮~
横浜・新宿・東国三社参り
葉山ワンデイリトリート
2022年1月11日
~ひらいて・つながる・いきかた2022~
お申込み、詳細はこちら↓