昨日のメルマガで、節分の豆は桃のかわりというお話しを書いたら、大反響だったので追記のうえ転載させていただきます。

節分に豆まきをする習慣は『古事記』に由来しています。



古事記の中出てくる、イザナキノカミとイザナミノカミは、夫婦で仲良く神生みをします。

しかし、奥さんのイザナミが出産により亡くなってしまい黄泉の国へ行ってしまいます。

イザナキは奥さんのイザナミを忘れられず、黄泉の国へ追いかけて行き「一緒に帰ろう!」と伝えます。

イザナミは、はじめ「私は黄泉の国の食べ物を口にしてしまったので、もう戻ることが出来ません。」と、答えますが愛しい旦那さまに迎えにきてもらったので、

「もしかしたら方法があるかもしれません。黄泉の国の神様たちに相談してくるので、待っていて下さい。その間私の姿を見ないでください」

と言って扉の中に入っていきましたが、なかなか戻ってきません。

イザナキが、待ちきれなくなり、約束を破って中に入っていくと、美しかったイザナミの姿は恐ろしい腐乱死体になっていました。

イザナミが変わり果てた姿になったことにびっくりした、イザナキは一目さんに逃げ出しました。

見られたくなかった姿を見られたイザナミは怒って、予母都志許売(ヨモツシコメ)という妖怪女や悪霊たちを、次々と追手として差し向けました。

イザナキは必死で逃げ、黄泉の国と現実世界の境目である黄泉比良坂(よもつひらさか)という場所にたどり着きます。

そこには、桃の木が生えていました。

その桃の木から、桃の実を3ケ取って悪霊たちへ投げつけると、悪霊たちはいちもくさんに逃げ出しました。



桃の実、3個でイザナミの差し向けた1500の悪霊軍団がヘナヘナになってしまったのです。

そして、節分でまく豆というのは、この桃の代わりなのです。

「節分でまいているのは、桃でなくて豆でしょ?」

と、思うかも知れませんが、ちゃんと仕掛けがあります。

神社の節分祭で豆まきに使う豆は、神主さんたちが、炒った豆をささげて祝詞をあげてから使います。

この祝詞が

「伊耶那岐神(イザナキノカミ)が黄泉の国から逃げ帰るときに桃の実を投げて悪霊たちを退散させた。その桃の実の霊力をこの豆に授けてください。」

と、いう内容なのです。

つまり本来、節分でまく豆は、神社やお寺で特別な祝詞をのりあげた豆だったんです。

豆撒きは、もとは宮中で行われていた追儺式と、社寺で行っていた豆打ちが一つになったものと言われています。

宮中から公家、武家の上流社会、また神社や寺に広まっていきました。

宮中での儀式(追儺式)では、桃の弓、葦の矢、桃の枝などで鬼を退散させていました。

節分に豆を撒いて鬼を祓うのは、江戸時代になってから盛んになった習慣です。



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