年末に鹿児島にお伺いした際に、鹿児島県霧島市の霧島神宮でご祈祷をしていただきました。

とても格調高いご祈祷で感激したのですが、直会でいただいた御神酒に、またまたびっくり!!

なんと、とっても甘いのです。



<<霧島神宮御神酒解説より>>

本宮の御神酒は糯(もちごめ)をもって製し、神様に御供えする独特のものでありますが、

日本書記に、木花咲耶姫尊(このはなさくやひめのみこと)瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の嫡后(おきさき))が御子(みこ)御出産の後、

狭長田(さなだ:今日の霧島町田口字狭名田)の米をもって、天ノ美酒(あめのたむさけ)と飯を炊き御子たちを養育すとあります。

その故事をもって古い時代から神宮の御神酒がつくられたものであり、

従ってこの御神酒を不老長寿の御神意にかなったおめでたい甘酒(うまざけ)と言われる所以であります。


霧島神宮の御神酒。

分類は【雑酒(みりん類似)】。

色は、カラメルをうすくしたような色。

味は、高級みりん。もしくは、甘い紹興酒。


そして、不老長寿の御神意にかなったおめでたい甘酒。

御神酒にも、いろいろな種類があるのだとビックリしました。

実は、九州南部の御神酒は焼酎が多かったり、沖縄は泡盛だったりして、御神酒は日本酒でなくても良いそうです。


霧島神宮

日本酒の始まり「口噛み酒」といわれています。

「口噛み酒」とは、米などの穀物や木の実などを口に入れて噛み、それを吐き出して溜めたものを放置して造る酒のことです。

天照大神(アマテラスオオミカミ)の孫である瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の妻。

木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)は、この「口噛み酒」を母乳がわりに甘酒(天舐酒)で、海幸彦と山幸彦育てたと伝えられてます。

霧島神宮のお神酒はその故事にちなんでいるからか。

酒造メーカーさんは、木花咲耶姫の出身地。

南さつまのメーカーさんを起用しています。

木花咲耶姫は、富士山本宮浅間大社(静岡県富士宮市)の神様として有名ですが、出身は九州南部なのです。

ニニギノミコトとは、笠沙の海岸で出会ったとされています。



霧島神宮
御鎮座地:〒899-4201 鹿児島県霧島市霧島田口2608-5

御主神:天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊

相殿神:
木花咲耶姫尊
彦火火出見尊
豊玉姫尊
鵜鷀草葺不合尊
玉依姫尊


霧島神宮に行かれたら、ぜひご祈祷を受けて御神酒をいただいてみてください。

ご祈祷されない方は、社務所で御神酒を授かることも出来ます。

オススメです!!



ちなみに、国宝に指定されている熊本県の「青井阿蘇神社」の御神酒は、球磨焼酎と球磨焼酎を使った「梅酒」のセット。



青井阿蘇神社に伝わる陰陽一対の獅子面。青獅子のビンには球磨焼酎を赤獅子のビンには人吉梅酒を封じ込め、箱には御社頭の風景があしらわれています。

御神酒も奥が深いです。


最後に。

こんなに熱く語りましたが、私はお酒は飲めません。御神酒も普段は、礼儀として口をつけるだけなのです。

ですが、霧島神宮の御神酒は初めて美味しい!と感じました。

甘い物大好きなので、授かって参りました(^^)



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