一年前の今日。会社員を辞めました。

高村光太郎さんの詩。『道程』で、

僕の前に道はない
僕の後ろに道は出来る

という言葉を知った時から、

また、「パイオニア」という言葉の意味を知ってから、「自分で道を切り開いていく先駆者になりたい」と想い続け、第一歩を踏み出してからちょうど一年になります。

会社を辞めることには不安がありませんでした。

なぜなら、派遣社員として10社以上の会社での実務経験があったため、「ことだま師として食べていけなかったら、また普通のお仕事をすればいい」と考えていたからです。

けれど、「自分流のことだまを発信していく」という点では、本当に悩みました。

「ことだま」という概念があいまいで、定義づけが難しいという感じを受けたからです。

発信する前は、「人から全然違うって言われたらどうしよう...」。という不安や恐れがありました。

だから、会社を辞めたのは1月末ですが、ことだま伝導師としてのお仕事を開始したのは5月です。準備に丸々3ヶ月をかけました。

8月にはじめて「水蓮流ことだま開運塾」の講座を開催させていただいた時は、プレッシャーから顔中にニキビが出来て、何をしても治りませんでした。

ニキビは、最近やっと落ち着いてきました。自分で勝手に責任を感じすぎてストレスを溜めていたようです。

ストレスといえば...

私は、子供の頃から「悩みがないでしょう」と言われ続けてきました。

でも、常に悩みを抱え、「生きていることに意味も価値もない」と考えている子供時代を過ごしてきました。

「悩みがない」と思われるのは、人に悩みを相談しなかったからだと思います。

子供の頃の一番の悩みは「火傷したケロイドの跡を人から気持ち悪がられること」、「傷が痛くて痛くて仕方ないこと」でした。

でも、「同じ傷がない人には、同じ気持ちは分からない」、「母に心配をかけたくない」(うかつに誰かに話しをして母が自分を責めたら困る)という想いから周りの人には相談出来なかったのです。

だから、何でもないような顔をして過ごしていました。

大人になっても、子供の頃のクセはぬけなくて周りを心配させるようなグチや泣き言を極力言わないようにしていました。

(それは、作家・森瑤子さんの本に書かれていた「友達の心は、負の感情を吐き出すゴミ捨て場じゃない」という言葉を大切にしているからでもあるのですが)

たとえば、ことだま伝導師のお仕事であれば、

「自分が発信している内容に価値があるのか」

「セッションや講座を受けてくださった方に喜んで頂けているか」

というのは、とても気になる悩みどころです。けれど、不安を口にしても何の解決にもなりません。

「今、自分が出来ることをしていく」ことの方がよほど重要なのです。

「悩み事を言わない」のと、「悩み事がない」のは違います。

私は、自分の経験から「一見、悩みがなさそう」な人ほど、心の奥底に自分だけの深い闇や、本当に大切にしたい気持ちを抱えているのだと感じています。

それは、繊細で傷つきやすい、「大切な心の声」だから、うかつには人に見せられないのです。

そのことを知っているからこそ、人から「こんなことは普段話さないのですが」という心の奥底に抱えていることを相談されたりします。

自分がの心の奥底にある繊細な感情を大切にしているからこそ、人にもそれを共有していただけるのだと思います。

この世界は、陰陽のバランスで成り立っています。

「悩み事がなさそう」な人にも、必ず「悩み事はあります」。

ただ、何を悩み事と感じるかが人によって違うだけです。

これまでの自分の経験を活かして色々なお話を聞くというお仕事をさせていただけるようになった今、以前より強くそのことを感じています。


私は、この一年でガラリと人生が変わりました。

一年前に持っていた「人から全然違うって言われたらどうしよう...」。という不安や恐れを自分の奥深くにしまって、前に進む覚悟を決めたらです。

自分の人生を自分で引き受けて進んでいく覚悟をすることで、道は開けていくのだと思います。


$水蓮流ことだま開運術
『赤毛のアン』のプリンスエドワード島です。

アンも、「男の子と間違えて引き取られた」と知り、自分の運命を受け入れた後で運が開けます。

覚悟すること=自分の運の道を自分で創り出すこと=開運

なのだと思います。





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