神様の望み4 | 神様は生きていらっしゃる

神様は生きていらっしゃる

人の生き方を左右する根本問題に触れていきます。

神様が太初の世界、すなわち、何も創造していない世界におられたとき

当時どのようなことを考えたおられたのでしょう?


ご自身一人が思い描く世界

きっと神様も一人ぽっちで

なにか孤独で

何の喜びも生まれない

そして、

「私」という事すら認識できないそんな時代を通過されたことでしょう


人間の心の成長をみてみると

実は神様が辿られた成長の過程を

見事に踏襲して通過しているのですね


赤ちゃんの時

それはそれはもう、自分しかいない世界

自己中心に世の中が回っていた


それが、段々と社会性を帯び

人と人との関わりあいの中で

心の世界に変化を及ぼし始めました



神様が一人ポッチの時代に

どのようにして「自分」を発見されたのでしょうか


もしかして、

何かの拍子に偶然、ひょんなことから

自分とはいったい何者なのか

どこからきたのか

なんで存在するのか

なんて、考えて悩んだのかもしれませんね


時間も空間もないので

どこからきたかと自問したところで

神様はもともとはじめからおられた存在です。


自分を眺めてみようと思ったら

もう一人の「自分」の存在を作らざるを得なくなりますビックリマーク


人間だったら「客観的に自分を見る」ことが出来る年齢は

中学生くらいになってからでしょうかね。


そして、その頃になると段々と他と自分の違いを認識していきますね


神様が抱く理想や夢は

すぐにはできあがらなかったでしょう

きっと

大変な時間を要したに違いありません。

その創造の計画にしてもそうです。


神様のまさに成長のプロセスこそが

人間を理解する上に置いて

重要な鍵になることは間違いありません