おはようございます。
先週末は、バリちゃんの病気について、精密検査をするために二次診療のため、
『JARMeC - 日本動物高度医療センター 川崎本院』に行ってきました。
文字に起こすのは辛いですが、覚書として記すことにしました。
また、わんこと生活している方のお役にたつこともあるかな。。。とも思いました。
詳しい結果については、病理検査の結果後となるため、2週間後の結果待ちですが、
想像していた以上に状況は良くなく、長く一緒に居られない可能性は高いことがわかりました。
それでも、二次診療をお願いしてよかったです。
これからどうするか、我々に何ができるかということが明確になりました。
あと、夫も私も、性格上『わからない』ことが、一番辛いんだとということがよくわかりました。
思い起こすと、私の癌が見つかった時もそうだったなって思い出しました。
まず、先生との問診。
現状から考えうる病気と、どの病気に属するのかという点は、内視鏡検査が必要であることと、
そのリスク と 費用の概算について説明を受けます。(ここまで約1時間)
検査をお願いする意思を伝えて、バリちゃんを託します。
検査時間は、約6時間
そして、バリちゃんをお迎えに行き、検査結果(初見)を聞きに行きました。
検査前に、麻酔などのリスクについて話を聞いており、だいぶ心配しておりましたが、
内視鏡検査は、無事終了できたと聞き、一安心。
そして、以下のことがわかりました。
・腸の状況は出血も酷く非常に状況は良くない
・現時点で、『蛋白漏出性腸症』と『リンパ管拡張症』は、ほぼ確定
・上記の病気は完治は困難
・『蛋白漏出性腸症』のは、2~3年の生存率は 50%(低アルブミンが判明してすでに2年半)
・そのほか疑いがある病気は『リンパ腫(癌)消化器型』
(腸以外の肝臓・膵臓の検査項目も、検査センターに送っていて検査結果待ち
肝臓・副肝については、異常がないことが、血液検査と尿検査により切り分けできたとのことです)
バリちゃんの低アルブミンが判明してからは、すでに2年半…
現在の状況で、症状として嘔吐や下痢がないのは不思議なくらいであることはわかりました。
先生は、若い女性の先生でしたが、説明は論理的でわかりやすく、
どの検査項目が、何のために実施されたものなのかということが、明確でした。
また、モヤっとする点がなく、瞬間的に現実を把握することができました。
その上で、正確な診断が下る、病理検査の結果を待つまでの2週間の治療をどうするかという点についてお話しました。
結論は、一旦、食事療法をすることにしました。遅かれ早かれ、ステロイド治療は必要となるのですが、
切り分けのために、まず食事療法により、完全な手作りの食事で、2週間後アルブミンに変化があるか確認することにしました。
二次診療は高額です。
(口コミが沢山ありますが、概ね口コミどおりの金額です。ちなみに、初診の際に言われる概算の費用に大きなズレはなかったです)
ただ、余計な検査をすることはないことがわかりました。検査には、理由があることが、よくわかりました。
また、モヤっとした説明ではなく、すべて論理的に説明されるので非常にわかりやすいです。
この点について、受け取り方によっては、キツいと感じるかもしれませんが、
結局、モヤっとされたところで、現実が変わることはなく、我々は現実が知りたかったので、現状が把握できてよかったです。
まだ、麻酔が完全には切れていない状況で、ぼんやりしているバリちゃんと家に帰りました。
試練は、バリちゃんだけではありません。ピエスも、はじめてひとりでお留守番です。
家に帰ると、スーパー甘えん坊のピエスなので、てっきり我々に、まずは甘えまくると思っていましたが、
一目散に、バリちゃんに駆け寄り、心配した様子でクンクンしていました。
(若干しつこくてバリちゃん嫌がってましたwピエスはだいぶ心配だったんでしょうね)
そして、麻酔でぼんやりしていたバリちゃんも、急に元気になって、本当にびっくりしました。
生まれた時から、いつも一緒のふたりにしかわからない絆があるんでしょうね。
バリちゃんが、こんな状況でも、いつも元気いっぱいでいられるのは、ピエスのおかげなのかもしれない。
現在は、内視鏡検査により、お腹の調子が悪く、多分お腹が痛いんでしょうね。ちょっと元気がないバリちゃんです。でも、食欲もありますし、お散歩も少し行けています。
いつもとは、様子が違うバリちゃんが心配のようで、ピエスはバリちゃんにわんわん吠えたり(遊びに誘うときのわんわん)、クンクンしたりしている姿を見ると胸が痛みますね。早く、元気になってほしいです。
バリちゃん、検査頑張ってくれてありがとね。
今はお腹痛いよね。ごめんね。早く元気になってね。
元気になったら、また大好きなキャンプいっぱい行こうね。