こんにちは。
マイホームカテで隙あらばGoogleと日当たりの話をしだすブログはこちらです。
けっこう前ですが、Googleでの日当たりシミュレーション方法、みたいな記事を書きました。
今日は実践編と題して、Blenderというソフトを使って採光シミュレーションのデモをしてみようかなと。
有名なソフトらしいですが、フリーでかなり多機能です。
設計打ち合わせも終わって長らく触ってなかったので、ブログネタとして久々に触ってみましたが、
一度慣れてさえしまえば、いろいろ割とさくっとできるので結構やってみて良かったやつです。(布教活動)
自分の土地で似たようなことお試しやってみたい!と思ったかた、
ブログネタにしてもよければコメント、メッセージかインスタあたりからでもご相談ください。
わたしがBlenderに手を染めるまで
注文住宅、最初にコンセプトを決めて臨む方も多いと思いますが、わがやは "自然の感じられる家" がひとつのポイントでした。
日光の入り方や窓からみえる景色をけっこう気にしてたんですね。
(そこそこ住宅密集するエリアで土地探していたという矛盾もありましたが)
ハウスメーカーの設計担当者もパースを作ってくれますが、あくまで建物のイメージを掴むもの。
家の周辺は広々とした美しい草原に囲まれてるやつ… いやいや、うちの周りそんなんちゃうよ?
そしてある日、他のブロガーさんがBlenderを使って家シミュレーションを見て興味を持ち、色々できること最終的に手を染めるに至ります(理系脳)
Blenderの使い方はスキップして結果だけお楽しみいただく形式で、
どんなことできるの?ってのを紹介してみようと思います。(3分クッキング方式)
まずは土地と地形を調べよう
Google大好き家ブロガーですので、まずはGoogle Mapから開始。
住所が分かってない売り土地の場合は、まずはその土地を見つけるところから。前にこのへんで書いたのと同じことです。
家づくり初期に、ライフワークとしてGoogle土地探ししてた経験から言うと、土地の売出情報が出ているタイミングで
Google mapsで見ると、更地になってることが多かったです
国内某所。赤枠が今回の分譲エリアとしましょう。写真の上が北になってます。
階段があるので、家を建てる土地は道路より高くなっているはず。
高低差がありそうなのはGoogle Earthで見ると結構リアルに表示してくれたりします。こんな感じ。
南に隣接する土地は同じくらいの高さで、そこに建つ家次第で日当たりはかなり変わってきそうですね。
ちなみにこちらの土地は売り出し中で、間取りもすでに決まってます。
さっきの地図とこの間取りを画像としてblenderに取り込んで、建物をつくるガイドにします。
こんな感じ。
うまく縮尺あわせる必要あり、Google Map上の距離を測るツールで地図上の長さを測っておいて、それをBlenderの中の長さに一致するようにします。
おうちを建てよう
お次は家を作ります。まずは間取り図にそって外壁をペコペコ作成。屋根はなくてもいいですが。
Archimeshというプラグインが便利です。慣れさえあればすぐできる作業。
はいー、上棟しました。
窓つけてみたり、壁や屋根のテクスチャーをつけルだけで家っぽくなってきますね。(なってますよね?)
ここは見た目にこだわりだすとどこまでも作り込めますが、今日のデモはリビングの光の入り方を考えたいので
いったん図面通り、庭方向に掃き出し窓と、縦長の窓を2連で置いてみました。(高さは適当)
いよいよシミュレーション
ではいよいよ、太陽の光がどう入るかをシミュレーションします。
"Sun Position"というプラグインを使うと、こんな画面から日付を時間を選ぶだけで
太陽の位置を再現してくれます。こんな感じ。
下の画像は12月の朝9時に設定してます。季節や時間でぜんぜん違いますが、変更はめちゃ簡単。 |