白黒からカラーに
先日就労移行支援所のグループワークで話していてふと気が付いたことが有ります。それは自分が割と完璧主義というか○○でなければ意味が無いという思考をするタイプだというのは分かっいた事ですが、それが「うつ状態になっている人が使ったりする言葉、『景色がグレー』」に繋がっているのではないかと。どういう事かというと、「○○でなければ実施する意味が無い」とか、「提出する書類に誤字・脱字が有ったらダメだ」とか、「お笑い番組なんて役に立たないから観る意味が無い」とか、実際の程度がどうであれ0点か100点か、意味が有るか意味が無いか、偉いか偉くないかという0/1(ゼロイチ)思考または白黒思考なんです。私は。つまり対象に対して「白か黒か」という決定を下しているため、景色が白黒(つまりグレー)に見えるのではないかと。もっと言うと、「たまには○○でもいいじゃない」とか「提出書類は概ね意味が伝わればいいじゃない」とか「たまにはお笑い番組観て何も考えない時間が有ってもいいじゃない」とか、対象に対して段階やレベル・程度を与えるとちょっと白い黒とか、30%程度白のようにグラデーションが生まれてくるのではないかと。そして白・黒のグラデーションが縦軸(Y軸)で表されるなら、横軸(X軸)に赤・青とかの色の幅を加える事(実際には明日とか2時間とか時間で考えたり、何か食べながらとながら実行してみたりなど)で物事をカラーに考えられるのではないかと思うのです。うつ状態で周りの景色が白黒やグレーに見える、それは無意識のうちに面白いものと面白くないものに分けている、または興味が有るものと興味が無いものに分けているが故に来るものなのかもしれません。でも興味が無いものでもまっっったく興味が無いもの、殆ど興味が無いもの、少しは興味が有るものなど程度を与えて考える事でグラデーションが生まれ、○○以外は興味が無い、自分は興味は無いが何故か人気が有るなど、違う視点を与えて考える事で幅というカラーが生まれるのかなと思います。物事全てをカラーで考えるようにするといちいち大変だと思いますので、せめて程度を与えて考えるようにするといわゆるグレースケールとなり許容度のようなものも変わってくるかなと思います。OK/NGのみの思考からちょっとだけならOKとか、午後3時まではNGとか。面倒くさければその時の気持ちや気分を-5から+5までの点数で自己評価してみるのもいいかと思います。私は朝起きた時の気分を-5(最悪), +5(最高), 0(普通)の11段階評価で日記につけています。EXCELでこの気分を毎日記録していき、データーバーを利用してグラフ化すると何かのパターンが見えてくるかもしれません。湿度や温度・気圧が関係している人もいるようですが私はまだ見つけられていません。