中日、9日目と両横綱が連敗。さらに10日目も敗れた大の里は左肩の痛みが隠せなくなっており、いよいよ休場だろう。豊昇龍はなんとか連敗を脱出したが、すでに3敗。膝に痛みを抱えながら奮闘するも多くは望めないか。
琴櫻も中日で3敗していたが、1敗の霧島を真っ向寄り切った。まだまだチャンスはある。
関脇霧島は、中日に安青錦との相星対決を制し、9日目に阿炎が敗れたことで単独先頭に立ったのも束の間、2敗勢に吸収された。大混戦。
トップの2敗勢を紹介しよう。
安青錦は後半型で前半はポツポツ落とすので平常運転。毎場所3、4敗に着地するが、 今場所に限っては本命と言っていい。
霧島も敗れたとはいえ、1つ落として勢いがしぼむようなキャリアではない。
注目は熱海富士。2日連続の金星で8連勝とした。再入幕から2場所連続で優勝を争った頃は下位だったが、上位で揉まれて停滞を経ての大活躍。安定感には疑問があるが、安青錦の苦手な圧倒的なパワーを誇る存在だ。
下位では四つ相撲を併用し出した阿炎、怒涛の突き押し相撲に戻した獅司も勝ち越した。
3敗力士では関脇髙安。10日目もしぶとい義ノ富士を猛突っ張りで寄せ付けず。序盤は腕捻り、逆とったりと連日妙技を繰り出した。動き回る藤ノ川も
金星を奪って混戦を演出した面々は、潰し合ってイマイチ星が上がっていない。連日金星の義ノ富士、4場所連続金星の伯ノ富士は五分、2大関食いの王鵬は黒星先行。
十両では佐田の海が首位に立った。まだ衰えない。4枚目から1場所での再入幕を目論むが、今場所は関取に休場者が出ない。幕尻の新入幕羽出山は負け越したが、あまり陥落力士が出そうにない。