令和6年3月場所 予想番付 | 三代目WEB桟敷

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<トピック>

琴ノ若昇進で4大関に

幕尻は東17枚目。

三役は成り手がなく、最後の1枠は?

 

 

<ポイント>

1 三役昇進

昇進1、陥落2。昇進候補3人目が…

 琴ノ若の昇進欠と、両小結負け越しで3つ空きが出る。筆頭の若元春が関脇復帰、西2枚目阿炎が東小結までは良いとして、西小結候補がいない。西5枚目8勝の錦木、西7枚目9勝の朝乃山の争い。星の上では若干朝乃山有利か。それとも横綱戦のあった錦木が優先か。

 似たような例を調べたが、この比較はあまり見当たらなかった。朝乃山の復帰後の番付の不運を見ていると、三役復帰を目前で逃しそうな気もする。

 

 

2   幕内昇進

入れ替え数は5か。

 陥落候補多数。3人は確実で、4〜6人目が下1枚で6勝の宝富士と、下3.5枚で5勝の遠藤、それから8枚目で2勝で休んだ北青鵬。誰が落とされてもおかしくない。

 昇進候補は、2人が確実の成績。続く3人も上位で勝ち越しだが、その中では東白龍が2枚目8勝と弱く、新十両優勝の尊富士が10枚目13勝との比較。幕内とも対戦した上位者を優先するか、星の上では10枚上がってもおかしくない好成績者を買うか。平成20年夏に11枚目13勝で優勝した千代白鵬が、東2枚目8勝の玉鷲を差し置いて昇進するなど、過去の事例では結構強い下位の優勝力士が5人目か。

 ここでは十両上位5人を昇進させることにし、幕内は5人落とした。宝富士と尊富士の比較では、星の数を素直に評価して尊富士有利か。皮肉にも同部屋の最古参と新鋭の比較となる。

 6人目の遠藤と東白龍。落ちる星と、運が良ければ上がる星だが、微妙な場合は残留優先が最近の傾向である。

 

 

 

3  幕内下位で大勝ち

 大の里はどこまで。

 最近毎場所のように入幕力士が活躍するが、上位に当てられ最終的に星は11勝くらいなので、翌場所の昇進幅はシビア。上位戦お疲れボーナスのようなものはない。それでも今場所の中位は緩めで繰り上げればかなり上まで上げられる。4枚上で9勝の剣翔より上にしてもいいが、割と景気よく9枚アップの東6枚目と予想した。

 

照富士

横綱

 

霧島

大関

豊昇龍

貴景勝

大関

琴ノ若

大栄翔

関脇

若元春

阿炎

小結

錦木

朝乃山

前1

宇良

明生

 2

熱海富

王鵬

 3

平戸海

隆の勝

 4

翔猿

翠富士

 5

剣翔

大の里

 6

金峰山

豪ノ山

 7

玉鷲

阿武咲

 8

髙安

琴勝峰

 9

北勝富

正代

10

一山本

島津海

11

御嶽海

湘南海

12

佐田海

竜電

13

美ノ海

錦富士

14

北の若

大奄美

15

狼雅

尊富士

16

妙義龍

遠藤

17

 

 

 

幕内

昇進 2~7

◎ 錦富士、大奄美

○ 北の若、狼雅、尊富士、東白龍

△ 時疾風

 

 

陥落 2〜6

◎ 碧山、武州山

△ 友風、北青鵬、宝富士

× 遠藤