令和5年11月場所予想番付の結果 | 三代目WEB桟敷

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新番付が発表されたので答え合わせ。

あまり議論になる点はなかったので、小幅な相違くらい。入幕力士の並びは相変わらず難しい。


1 三役昇進

番付順に2人が再小結

 3関脇は安定の勝越し。東西小結の錦木、翔猿が負け越したので、小結2人が空いた。昇進争いは混戦だったが、大勝ちはおらず、番付順に東筆頭8勝北勝富士と東2で阿炎。西2で9勝の朝乃山は星の上では北勝より上でも、平幕最上位はかなり優先順が高い。上位は実力伯仲、元大関もなかなか三役復帰には時間がかかる。


➡️予想通り北勝富士と阿炎が小結復帰。西2枚目で9勝の朝乃山も見る向きもあったようだが、定数を広げてまで上げる星ではないと思ったので、上の書き振りの通り、全く頭にはなかった。

  

2   幕内昇進

入れ替え6〜7人

 伯桜鵬が全休、さらに下位に大負け力士が続出して陥落相当成績が7人。十両はあまり強い星はいないが上げてもいい星はそこそこいる。7人目に挙がるのが西5枚目で9勝の武将山だが、下3枚で5勝10敗の錦富士との比較でいくと、近年の傾向だと残留優先となりそうだ。


➡️予想通り錦富士は残留。6人入れ替えとなって、


3  十両上位で大勝ち

 3枚目11勝の友風は

 毎場所十両上位での勝ち越しに辛すぎると指摘している気がするが、先場所も十両筆頭11勝の熱海富士が東15枚目。3枚しか上がらず、幕尻で9勝の碧山より下だった。この場所に限っては比較対象が同じく昇進力士ばかりなので、14枚目までは、6枚は上がるか。


 ➡️予想通り、東14枚目。下は辛くも残留した錦富士と5人の昇進力士だけなので、幕尻あたりの力士を飛び越えたわけではない。十両から好成績で入幕する力士に辛い傾向は続いていると見た方が良い。