自殺対策を追求して早10年 | スローライス夫と老眼めがね

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いつかバリバリ働けるように、水面下でPC作業や、軽作業、
色んな作業に取り組んでいます。
夫は心身共に弱いので、私が2人分面倒見れるように、
頑張っています。
このブログは、仕事の一環として、文章力を高めたいと思い、
立ち上げました。

今年の5月1日に、夫が設立した自殺問題をテーマとして掲げる

NPOが10年目を迎えました★

私は最初からいるわけではないけど、

5周年かな?そんくらいの時から関わってきました。

 

私がその団体に入った理由は、自分自身が、自殺未遂当事者だったり、

大きな出来事「友達の自殺」があったから、何とかしたいなって思ったからです。

 

と言っても、私は「ボランティア活動をしている」わけではありません。

私は「ボランティア」という言葉が大嫌いです。

なぜなら、ボランティアという言葉がなくなるくらい、

自然に人々が優しくなればいいと願っています。

そしてこの活動は、私自身のため、自分の欲望(笑)のためにやっています。

ですから、決して誰かのための「ボランティア」ではないのです。

 

それでも「ボランティア」で参加した学生さんたちには、感謝しています。

ボランティアという言葉の幅は、皆さん一人一人違うと思います。

ここでは私の解釈を言ったまでのことですので、悪しからず。

 

話は戻しますが、10年目を記念して、札幌の地下歩行空間通称、

「チカホ」にて、のぼり旗のスローガンを募集または

すでにあるスローガンに投票するという呼びかけ運動のイベントを行いました。

皆さん、いい言葉をセレクトしていました。

そして、何と言ってもテレビ局の人たちが、取材に来てくれて、

そのレポーターの人が呼びかけてくれて、高校生の皆さんが集まっていただき、

インタビューもされていました。

さすがテレビの力。破壊力半端ないですw

 

結果、約8枚のスローガンに皆さん投票してくださいました。

ありがとうございます。

 

確か一番多かったのは「生きていれば、何度でもリセットできる」だった気がしますが、

ここでも私のこだわりが、、。

私は「リセット」という言葉が、あんまり好きではないんですよね。

なんか命や犯罪を「リセット」したらなんでもやり直せるから一度くらいはいいか。

と思ってしまうからです。

実際は、人生は「一度きり」です。

そこでやり直したかったら「リ・スタート」とか「一から」「そこから」「今から」

とかそんな言葉の方がいいと思いました。

これも私のこだわりなので、悪しからず。

 

要は、人生死ぬほど悩んだら、誰でもいいから、助けを求める。

これに尽きません。

 

私は、数年前に、寂しさ故に「OD」してしまったときに、

彼(今の夫)や薬剤師さん、主治医や友達など、

みんなを巻き込んでしまったことがあります。

 

生きてるのが奇跡でした。

「生きてるって良かった」と本気で思いました。

それからというもの自殺未遂は、していないです。

 

私は、死ぬんだったら、静かにみんなに迷惑かけずに死にたいと

ずっと思っていましたが、

未遂でさえ、こんなにみんなを巻き込んでいるのに

いざ死んだら、もっと多くの人たちを巻き込んでしまう、それだけは避けたい。

だから、私は、今を生きてきます。

 

今回もまた、重い話になってしまいましたが、

次回こそ面白いネタをご用意したいと思います★