最近、ショックなことがありました。
先日、病院に行ったときのこと。頭部のCT検査をとり、かかりつけの医師から「心配しているところは大丈夫です。ただ、少々脳が萎縮していますね」と告げられたことです。
医師からそんな指摘をされたのは初めてです。驚き、どういうことかと聞き直してしまいました。
CT検査の写真を見ながら、医師は「人間、歳を重ねてくれば、誰でも脳が小さくなっていく(萎縮していく)わけで、例外はない」と言います。
説明によると、脳の委縮は、人によっては40歳ごろから始まる(30代などもっと早い人もいる)そうです。
脳が縮んでいくと、物忘れが増え、認知症に近い症状が増えるなど、他の病気を誘発することにもつながっていくようです。
大きな原因は、ストレスをためこんだり、飲酒の量が多いことーなどだと言います。その指摘にはドキッとしました。
しかも、この委縮を避け、元に戻す方法はいまのところないそうです。
同時に医師は、心掛けたい対策も話してくれました。
脳を刺激するために本や新聞を読むなど、日ごろからよく頭を使うこと、
飲み過ぎは避ける、一日6千歩ほどの散歩はじめ体を動かす―などなど。
脳が一生懸命働けば血液の流れが活発になり、脳を若い状態に保ってくれるそうです。
つまり〝ぼーっとしてんじゃねえよ〟ということでしょうか。
毎日暑くて、ついビールを飲み過ぎたりということは、絶対避けなさいということですね。
〝人の一生なんて限りがある、好きなことをやったほうがいい〟という意見もあります。
確かに。でも、脳が縮んでしまって、最後はぼーっと生きる毎日、というのも、ちょっと寂しいしなあ…。
猛暑のさなか、いろいろ考えさせられたお医者さんの話でした。
(※症状の原因、対策などについてはお医者さんによって違う見方があるかもしれません。念のため)
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