大栄翔、強さの土台にあるもの  | ハッキヨイ!よっちゃん相撲日記

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 大栄翔(だいえいしょう)の勢いには目を見張る。

 6日目は小結霧馬山戦。立ち合い頭からあたって、下から突き上げる激しい突き、押し。霧馬山を浮かせて一気に押し込んだ。

 これで5勝1敗。大関貴景勝に敗れた以外は、4人の関脇すべてに勝利。これから対戦が予定される小結も、うかうかしていられない。

 

  今場所は、4場所守ってきた三役の座を失って西前頭筆頭。平幕の地位だ。しかし2021年の初場所に幕内優勝を遂げるなど、実力派であることは間違いない。

 このところ思うような成績を残せなかったとはいえ、初日からの相撲をみると、力も闘志も全く衰えていない。

 

 所属する追手風部屋は、人気力士の遠藤をはじめ大学相撲出身の関取が部屋を引っ張ってきた。その中で高校卒業の大栄翔は、懸命に稽古に励み、努力してきた。それが、部屋の大卒力士がだれも達成していない幕内優勝につながったと、自分は見てきた。

 

  同時に大栄翔は勉学、研究にも、並々ならぬ意欲をもって努力してきていた。2020年4月から日本大学大学院総合社会情報研究科(通信制)に在籍し、昨年3月に修了。その際提出した修士論文のテーマは「相撲文化継承の提言」だったそうだ。

 

  コロナ過のさなか、相撲という厳しい格闘技に取り組みながら、一方で学問、勉強を追及していた。その努力は並大抵なものではなかったことは、間違いない。

 

  ちょっと見は地味で、決して派手な力士ではない。しかしやってきたことは、すごい。

 

  力士に限らず、人間の強さというのは、こういう努力の中ではぐくまれてくるのだろうか。

 

 

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