「日ハムの監督になった、新庄新監督、どうみてる?」
先日、野球好きのカップルが話しかけてきました。二人とも熱烈な阪神ファン。新庄剛志(しんじょう・つよし)氏が阪神からアメリカのメジャーリーグ、帰国すると日本ハム・ファイターズで活躍してきたことは知っています。
派手な記者会見、その後も何かと話題を集める新庄氏は、はたして日ハムの救世主になるか、プロ野球界で通用するか、と話が盛り上がりました。
阪神ファンの彼らは、大きく襟を立てたシャツを着て現れた新庄氏について、監督としての采配にはかなり厳しい見方。記者会見で「優勝なんかめざしません」「自分が監督になればコロナはなくなり、球場は満員になる」という話には、自分も違和感を抱きました。
阪神ファンの彼らはまた「監督自身があそこまで派手な動きをすると、選手がちょっとついていけないんじゃないか」と心配します。
ただ新庄氏は、日本のセ・パ両リーグでプレーし、メジャーリーグの一員にもなって、期待に応えられなければ即お払い箱という、厳しい体験をしています。
1995年の阪神淡路大震災が発生したときは、阪神選手会の副会長として支援活動。2001年のアメリカ同時多発テロ事件の時には、メッツの同僚とともに支援物資の運搬をしたり、2004年の新潟中越地震の時にも義援金を贈るなど、社会にも目を向けてきました。
「夢はでっかく、根は太く、土台をしっかり作って、夢に向かって突き進んでいく」と会見で語ったことが、単なる大風呂敷ともいえない気もします。
ただ、選手やチームづくりには間違いなく一定の時間がかかります。
新庄氏は1年契約だそうですが、限られたその時間で、人を育てる、能力を引き出す仕事が、どこまでできるか。
プロスポーツの監督は〝勝ってなんぼ〟の、厳しい世界です。これまでのプロ野球の歴史を振り返っても、1年で優勝など、至難の業です。
スポンサーの日本ハムさま。せめて3年間は、采配をまかせてみてはどうでしょうか。そういうどっしりした構えのほうが、いまの時代、企業の価値も高めるような気もするのですが、いかがでしょうか。
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