雨で長引いていた高校野球の決勝がようやく29日、甲子園でおこなわれました。
智弁(ちべん)和歌山対智弁学園という近畿の兄弟校の対戦。本当に珍しい組み合わせとなった試合は、〝弟校〟である智弁和歌山が9-2と圧勝しました。
勝敗の詳しい分析は専門家に任せますが、〝兄高〟智弁学園の選手はちょっと消極的な場面が目につきました。相手ピッチャーの投げたボールを見逃す選手が多いのです。
当たり前ですが、平凡なゴロであろうが、平凡な外野フライであろうが、とにかくまずバットを振りまわし、打たなければ、ことは始まらない。ヒットもホームランも、バットを振りまわさなければ、生まれないのです。
にもかかわらず〝兄高〟選手は一球ごとにベンチの指示を待ち、打ちごろのボール、きわどいボールがきてもなかなか手を出さない。バットを振り回さない。
これじゃ、いい球とみればガンガン振り回してくる〝弟高〟に勝てるわけはない、なんて、試合途中から思っていました。
いずれにしても、長雨、コロナの影響に振り回され、過酷な大会になってしまった中で、懸命にたたかった両チームの選手はじめみなさん、本当にご苦労さま、お疲れさまでした。まずは酷使した体をほぐし、いたわってあげてください。
この間の厳しい経験はきっとこれからの財産になるはずだし、してほしいと思います。