marcos先生

おはようございます。

早朝の更新でございます。


さて、アメリカンロック→ジャズコーラス→和モノ→ソウルと

レビューしてきたので、今回はブラジルモノを。


当時、アメリカでのブラジル音楽への関心が高まっていたのを受け、

ブラジルのシンガーソングライターMarcos Valleがまんま68年に出した人気盤です。


元奥様のAnamariaとのいかにもボサノヴァ!と言った感じのデュエットだったり

Eumir Deodatoのたぶんサクッと終わらせたんだろうなぁ、と思われる力の抜けた絶妙なアレンジ、

そしてわざわざ言うまでもなくもちろん曲も全曲素晴らしい出来、と

良いとこづくしのこのアルバムなのですが、

僕にとってこのアルバムの魅力の肝になっているのは、

普段ポルトガル語で歌うValleが、母国語でない英語で歌っていることだったりします。


ポルトガル語の響きは柔らかくて素敵だとは思いますが、

何を歌っているのかが聞いているだけではわからないのでイメージが沸きにくいんですよね。

なので、英語で歌われることによって何を歌ってるのか分かりやすいのはポイント高いです。

肝心の歌詞も平和で好きです。

(余談ですが、ブラジル人の詞って対訳見ても意味わかんねーのが多い気がします)


また、意図的にやっているのかはわかりませんが、

英語の発音がかなりポルトガル訛りなところも、個人的にツボです。

すごくカワイイというか、微笑ましいというか・・・。

2000年に日本でも大ブレイクしたフランスのバンドTahiti80も、

英語の訛りがかわいくて好きだったのですが、それと似た印象を受けます。


それにしても、かっこつけてない音楽って最高にかっこいいなぁ!

大好きなアルバムです。未聴でしたら是非!


2006.11.28

カミロ


●Michel Camilo / one more once


こんにちは、サマーソフト佐藤です。
静かなアルバムが続いてしまったので
ここらで1つ、熱血路線を!


『ワン・モア・ワンス』
ドミニカ出身のラテンジャズピアニスト、ミシェル・カミロが
94年に出したビッグバンド編成のアルバムです。熱い!

彼はピアノトリオ編成の作品や、近年ではフラメンコギターとの
デュオの作品が高い評価を得ていますが、
僕はこの派手なアルバムが一番気に入っています。


特に2曲目の“why not?”と7曲目“caribe”が好きです。
パキート・デリベラ(a.sax)の熱いソロを受けて
さらに勢いを増して縦横無尽に暴れるカミロのピアノは
何度聴いても爽快で、明るいラテンな気分になれます。


アンソニー・ジャクソン(b)とクリフ・アーモンド(ds)の
リズムセクションも屈強に機能しています。
矢野顕子のトリオでもこの二人が
歌を活かしながらのテクニカルなプレイを見せてくれます。
まさに完璧超人…



このCDと出会ったのは高校生の時でした。
無謀にも学園祭でカバーしたりしてたなあ・・・
大学受験の朝に大音量で聴いたりもしたなあ…
そういえば当事はまだカセットテープに落としてたなあ…
テープはもう潰れてしまった小さい電気屋で買ってたなあ…


などと、こんなに強烈でカラフルなバンドを聴いても
並行して次々にセピアな記憶が蘇ってしまうのです。

i want you

vocalケンジです。

久々の更新です。


さて、今回はNew Soulの立役者

Marvin Gayeが1976年に出した大名盤

“I Want You”をご紹介します。


前作“Let's Get It On”から3年ぶりのアルバムで、

Leon Wareが曲提供、製作に関わっています。

というか元々Leon Wareが自己名義で出そうと思っていたそうですが、

そのデモを聞いたMarvin Gayeが非常に気に入り結局代わりに録音した、

というエピソードがあるようです。


このアルバムはSan Franciscoの

Haight Ashburyの端っこにあるAmoeba Musicという

体育館みたいに広い中古レコード屋で買いました。

当時の僕は、Donny Hathawayの“Live”や、

それこそMarvin Gayeの“What's Going On”等の

いわゆる超有名盤しか聴いたこと無かったのですが、

もう少し突っ込んでSoulを聴いてみたいなぁ、と思い

購入してみたのがこの“I Want You”でした。

ちなみに理由はなんてことなく、ただ3ドルとお求めやすかったからです(笑)


このアルバムの音楽を一言で言い表すと、「エロティック」です。本当に本当にエロいです。

寡聞にして、僕はこれ以上にエロいアルバムを知りません。

ただこのエロさは、Funkで良く見られるような猥雑といった類のものではなく

かと言ってムーディとかメロウとか言って片付けるのはばかられてしまう様な、

もっともっと奥行きのあるエロさだと、僕は思っています。


心地良いグルーブと何層にも重ねられた柔らかいヴォーカルに体を預けていると

ジョルジュ・バタイユの「エロチシズム」で言うところの

「非連続的存在の立場に関係した陰鬱な展望が忘れ去られてゆく印象」を

持ってしまうのは僕だけでは無いと思います。

まぁ、僕が言う「良い音楽」は聴き手を「連続的」にしてくれるものが多いのだけれど、

このアルバムはテーマそのものがずばり「セックス」という印象を受けるので、

ことさらにそう感じてしまうわけですよ。ハイ。


話が少々それました。


さて最後に、

名盤の条件とも言えますが、

このアルバムでは駄曲がまったくなく、

かつinterludeがかなり効果的に使われているので、

アルバム一枚が一つの作品として高い完成度でまとまってます。

気づいたら全曲通して聞いていた、という事もしょっちゅうです。


未聴でしたら、是非お試しください。

大傑作です。


2006.11.25

ギターの滝沢です。昨夜は新曲のレコーディングでした・・と、


今夜、俺が紹介するのは、

母親の影響で俺が幼少期から大好きなBurt Bacharachの曲をCal Tjaderが演奏してるアルバムです


calさん1

ミルトジャクソンとかゲイリーバートンとか聴いてこの手の音が好きになり、手に入れた1枚です。

やさしい音楽は聴いていて嬉しい気持ちになります。


タワレコとかで試聴出来ると思うんで、機会があったら是非聴いてみてください~