帰ると、6時までにまだ10分くらい時間があったので、友達に電話をして、車のことを、聞いてみた。私、実は、車を譲り受けるのに、多分、承諾書だか誓約書だからわからないけれど、なにかそういうものを書いてもらう必要があったはず、と、思っていた。それから、保険に入れるかも、調べないといけない。そう思って、そんなことを、友達に聞いてみた。
そしたら、この車を私が使うっていう証明を書いてもらわないといけない、ということを教えてくれたので、私は、Mが飛行機に乗る前に、それを書いてもらわないといけない、って思って、あせった。あせっていたから、携帯に登録されている、Gの番号ににメッセージを送って、事情を伝えたけれど、すぐに、Mの番号をもらったのだから、Mに連絡をすればよかったと、後悔した。彼は携帯の使用をとっても節約していたし、だからなおさら、返事はないんだから…。それに、Mに連絡をすればいいところで彼に連絡をして、彼とまだ、つながりたがっているって、思われるのが、嫌だった。だからすぐに、Mに電話をして、証明書を書いてもらないとって、いうことを少し説明したけれど、そこへ、6時になって、シェアハウスのオーナーさんがやってきたから、私は、ごめんね、また電話をするね、って言って、電話を切った。
そして彼が、部屋のことをいろいろ話してくれるのを聞くんだけれど、頭の中が、車のことと、それから、まだ、やっぱり、Gとの夜のことで傷ついたままで、オーナーさんが、早く帰らないかなぁって失礼なことを思いながら、気持ちがあせった。本当に、悪いことをしちゃったな。オーナーさんには、心ここにあらずな感じが、伝わっただろうと、思う。このときのことは、後でメールで、彼にごめんね、と、伝えた。
そしてオーナーさんが帰るとすぐに、また、Mに電話をした。こうこうこうで、こういうものを書いてもらわないといけない。チケットは手配できた?「インドネシア行きは手配できたけど、でも問題があって。」 今、どこにいるの? 「僕たちはまだ、君が僕たちをおろしてくれたところにいるよ。」 まだそこにいるんだね。じゃあ今から行くね。私がそう言って、電話を切ろうとすると、車が心配なMは、「drive safe」と、ちょっと心配そうに言って、電話が切れた。