吉村昭の作品。
2011年に河出書房新社から刊行。
雑誌や新聞に掲載のエッセイをまとめた。
1つが5ページ前後で読みやすい。
好きな土地・長崎のこと、岩手の田野畑村で牛を飼うことになったこと。
若い頃に行った、肺の手術についても詳細に書かれている。
「私の青春」と題したエッセイは、家族のことを書いている。
ページ数も長く、他とは少し趣が違う。
時期がちょうど戦中戦後すぐで、両親を病気で亡くす。
淡々と描いているが、吉村の作風に影響をもたらしているように思った。
吉村昭を、小説とは違った角度で知りたい人におすすめ。