ま、今日も気ままにいきましょ。

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本、映画、ライブ、食べ物などの感想を徒然に書いていきます。

町田そのこの作品。

 

2024年に中央公論新社から刊行。

 

花の名前を冠した中編が5つ入っている。

 

書き下ろし作品。

 

話は、安珠(あんじゅ)という女子高生が主人公。

 

小さな町に現れた老人のことが気になっている。

 

老人はいつも、何かを描いている。

 

理容店を営む祖母に老人のことを聞いてみるが、知っているようで明かしてくれない。

 

そしてある日、老人に変化が訪れる。

 

中編は登場人物がつながっていて、連作とも言える。

 

町田らしい、「狭いコミュニティの中での人間関係」が描かれている。

 

淡々とした筆致だ。

 

読み終えると、タイトルの意味も「そうか」とわかってくる。

 

冒頭の若者言葉に辟易するが、少しするとなくなって、気にならなくなり、読み進んでいける。

畑野智美の作品。

 

2015年に新潮社から刊行。

 

「yom yom」にて初出。

 

畑野作品はたくさん読んでいるが、本作は読んでいなかったので手にした。

 

主人公は、中学2年生の女子。

 

友人は何人かいて気になる男子もいるが、学校生活が楽しくない。

 

そんな時、普段一緒にはいないクラスメイトから誘われて、万引きをしてしまう。

 

これが1つの「秘密」になり、他にも思いがけぬことが起きて、主人公は抱えることになる。

 

畑野作品らしい、登場人物の闇というか、裏の面を描いた作品である。

 

万引きの他にも、いじめや暴行、痴漢など出てくる。

 

問題のありすぎる学校だなと思うし、中学生にしては多感すぎるような印象もある。

 

読みやすかったが、読後感はあまり良くなくて、すっきりしない。

 

「何を伝えたい作品だったのか」という問いが残る。

 

「みんなの秘密」というタイトルは上手いと思った。

スピッツのファンクラブツアーに行ってきた。

 

4月19日の、東京ガーデンシアターにて。

 

私にとってスピッツは「気づいたらいた」存在で、ずっとなんとなく聴いているバンドだ。

 

全部の曲を知っているとか、熱心なファンではないけれど、ファンクラブに入った。

 

そして昨年10月末、「Goスカ」の案内が来た。

 

リクエスト曲を3曲選んで、とあってとても悩んだ。

 

「ライブで聴きたい」を基準に、私は「バニーガール」「若葉」「悪役」を選んだ。

 

そうしたら、「バニーガール」と「若葉」を聴くことができたのだ。

 

びっくりうれしかった。

 

セットリストはリクエストに基づくが、「空も飛べるはず」「正夢」「運命の人」など、お馴染みの曲も入っている。

 

会場のベスト3を発表してくれて、3位:ロビンソン、2位:楓、1位:おばけのロックバンド だった。

 

もっとマニアックな曲が入るかと思いきや、有名な曲ばかり。

 

今作っているというアルバムの曲(つまり新曲)も演奏した。

 

スピッツは止まらず、これからも続いていく。

 

来年が結成40周年で、草野が「この年になってもこんなに多くの人の前でライブができるというのは、とても幸運なバンド」と言っていた。

 

いや、私は、スピッツがいる時代にいられて、それだけで幸せです。

 

帰り道に見た景色とともに、ずっと忘れないライブだろうと思う。