外山薫の作品。
2023年にKADOKAWAから刊行。
この本は広告に出ているのを見て知り、一度読もうと思ったが、読めていなかった。
今回たまたま手にすることができ、読んだ。
舞台は東京・湾岸エリアのタワーマンション。
そこに暮らす2つの家族が、主な登場人物。
春から冬まで、4つの中編が入っている。
最初は、読んでいて「暗いな、重いな」と強く感じた。
タワーマンションと軸に中学受験のことが出てきて、こんなに圧力がかかるものなのか?と思う。
登場人物それぞれ、日々プレッシャーの中で生活している。
後半になると、少し前向きな、どこか吹っ切れたような読後感がある。
受験の結果もわかる。
表紙をめくったところにも短編が1つあるという、面白い装丁だった。