原田マハの作品。
2012年にPHP学芸文庫から刊行。
『インディペンデンス・デイ』を改題した。
女性の「独立」をテーマに、24の短編が入っている。
登場人物が少しずつ重なって、連作になっている。
「独立」と一言で言っても、「何かから自立する」話だけではない。
大事な人との別れや、生きがいにしていた場所に終わりを告げるなど、「独立」の形は様々だ。
1つの短編の中に起承転結がしっかりあって、短編ながら、話のあらすじが明確。
最初は短編のモードに入りづらかったが、いくつか読み進めるうちに「こういう感じなのね」とわかってきた。
「そうだよね、そういう考え方や一歩の踏み出し方がある」と思える。
男女関係なく読んでみるとよい作品。
解説は瀧井朝世。