江原一雄市議会ニュース123号
13億円もの4年制大学支援金、市民は認めない
小松市長の設置の3つの考え
① 子どもの学ぶ選択肢が少ない。
② 人口(特に若年層)が減少している。
③ 学びたい人が、いつでも誰でも学べる場がない
市民の声―大学という名前が先行している
2月27日、武雄市議会の大学設置に関する特別委員会の第5回目が開催されました。
山口昌宏委員長が傍聴の件で、大学側から「傍聴はしないよう」要請があったから今回は、傍聴は許可しないと提案がありました。江原議員は、「大学側からの要請、それはおかしい、委員会の自主性がない。許可されていい」と発言したところ、松尾初秋議員と他の議員が気色ばって、許可せんでよか、委員長一任との声で傍聴なしの委員会となりました。この間、第2回から第4回まで傍聴を許可してきたわけですから余程、質疑が公開されるのを危惧されていたとしか思えません。
拙速その①
学長就任4月、12月1日理事長が小松市長に
2022年4月に佐賀女子短期大学の学長に今村学長誕生。12月1日、市長選挙直前の時、理事長が大学設置を市長に要請。しかし、理事会での決定は翌年1月26日。あまりに拙速。
拙速その②
大学開学を2025年から26年に遅らせ
2023年2月13日、市議会全員協議会が開催され、初めて議会と市民がニュースを知りました。8月4日の第3回特別委員会に出席した学長から2025年春開学の計画を2026年春に遅らせると。拙速が露呈しました。
拙速その③
現代韓国学部から東アジア地域共創学部へ
2月27日、特別委員会の第5回目が開催されました。学長から
現代韓国学部から東アジア地域共創学部へ変更の提案です。内部協議されているのでしょうか。学長の拙速がまた露呈。
【武雄市 江原一雄市議】
「エンターテインメントなどと(コースの)中身を言われているけど本当にそれで市民や学生は、納得できるんだろうかなと。定員割れしたらもう資金計画が成り立たない計画じゃないでしょうか」。
入学金、授業料で百万円を超えるから、家庭の状況で大変さがあるでしょう。市の補助金13億円市民は認められないでしょう。